土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
先日利用した某ファミレスにて。
最近は注文はタブレットにて自分で入力をする方法がかなり浸透してきているように感じます。
やり方は微妙に違いますが、セルフで注文が出来るし、あとから追加で注文もしやすいですから便利ですよね。
そしてスタッフさんの労力の軽減にもかなり貢献しているのではないでしょうか。
配膳ロボットも機能しているところもありますし。
流石に片付けまでは機械で出来ないようですので、そこはまだまだマンパワーが必要なんでしょうが、いずれは人は不要になるのでしょう。
厨房でもいつかは全自動化されるのでしょうか。
はたしてその時に人はどのように進化しているでしょうか。
その機械に使われる側になるのか、利用する側にいるのか。
そのどちらでもないとう選択肢はないのかもしれません。
部分的に使われる側と使う側が入れ替わる場合はあるでしょうけど。
食事を楽しむという行為は人との触れ合いでもあるように思うのです。
ファミレスでの注文や配膳、清算の自動化はとても良いことだと思いますが、すべて人がいなくなってしまうとやっぱり味気ないですよね。
インドカレー屋さんもそうですが、そこに人がいて、注文するとナンをビヨーンと伸ばして焼いてくれるところが分かるから美味しさを感じるのではないでしょうか。
オーダースーツの世界も益々人の顔が見えなくなっている方法が実用化されています。
味のしないモノよりも、しっかりと下ごしらえをした手作り感がやっぱり良いなと。
ファミレスでふと考えていたのは概ねそんなことです。
The following two tabs change content below.
「私の役割は、オーダースーツによって自信をつけていただき、成績をあげていただくこと」 をミッションに掲げ2014年11月創業する。
独自の採寸には定評があり、また圧倒的な提案力でその人の魅力を最大限に引き出すことに全力で取り組んでいる。
土方が生み出すスーツは、スペックやブランド至上主義のオーダー業界とは一線を引く、「体験」を売る独自の手法をとる。
オーダーをすることの工程そのものを楽しむことから始まり、完成してからも楽しめるのが特徴。
ココアッソは手間のかかるオーダー屋です。そのかわりに、あなたの気分がよくなる、あなたの成績がよくなる、あなたの評価がよくなる、そんな一着を仕立てる。を口癖にしている。
最新記事 by 土方 洋 (全て見る)
- 限りある時間の使い方を自分で決めていこう - 2024年10月31日
- 上質さを感じる艶やかな一着 - 2024年10月30日
- シャカシャカ素材がビジネスカジュアル時代の選択肢の一つになる - 2024年10月29日
- 時間という魔物とどう折り合いをつけていくか - 2024年10月28日
- 人に伝えるということは自分も大いに成長させる - 2024年10月27日