土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
インドカレー部会
秋に入りずっとドタバタし過ぎてなかなか活動が出来ていませんでしたが、久々に活動してきて感じたこと。
久々の部活ですので、今まで行ってきたところを再訪してみようと考えておりました。
その中で歴代スコアが最高のところに行こうと。
やっぱり美味しかった。
で、締めくくるのも悪くはないのですが、もう少し掘り下げてみます。
美味しいことには違いは無いのですが、全く同じではないと感じたのです。
- 100%再現出来ない事にも価値がある
みなさんも何かしら同じような経験があるのではないでしょうか。
物凄く良い記憶がある飲食店に再訪したらちょっと違う印象だったり、こんな感じだったけ?見ないな感じです。
チェーン店のセントラルキッチン方式などでは味や盛り付けなどはいつでもどこでも同じになることがごく普通です。
レタスチャーハン注文すると毎回違うような気がするでは成立しませんよね。
安定化させるようにする、スタッフの技量やオペレーションの均一化をするなどの企業努力の賜物です。
では、どこもそうなのかと言われればそうじゃないところもある。
インドカレー屋さんはどちらかと言うと、再現性が難しいのではないでしょうか。
毎回各種スパイスや具材を調合して調理するのですから。
厳密には同じ内容で行っていたとしてもです。
味覚というのはその時の体調であったり、気分、天候や気温、湿度によっても変わるでしょう。
それが良いか悪いかではなく、それもまた味になるのかなと。
再現出来ないその感性の部分を楽しむということで。
ということで、オーダーメイドの世界もある意味再現性が難しい世界です。
同じなのですけど、同じではないという感じです。
まったく同じものを再度作成をしても、100%同じにはならないのです。
人の手が加わるそのさじ加減、それが多くの人の手を介すれば介するほぞ難しいです。
本当に繊細なのですが、気温や湿度もかなり影響があります。
とくに、染料の調合や塗り表面のコンディションは違ってくる。
ですので見本と同じにはなりませんが、それがオーダーメイドの醍醐味と感じて下されば幸いです。
すべて手塗りのオーダースニーカー、最高ですよ!
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