夏休みから秋のビジネスモードへ

土方洋（ヒジカタヒロシ）ニックネームのターナーです。

ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。

名残惜しいですが、夏休みが終わりますと一般的には期末、そして年末へ向けて一気に加速していくことになるのではないでしょうか。

アパレルの世界はすでに秋が立ち上がっています。

現実感はありませんが、ショーイングにはフカフカした温かみのあるアイテムと秋を印象付ける色合いが陳列されています。

今の内からご紹介をしているというわけですね。

流石に今すぐ欲しいという人はそんなにはいらっしゃらないでしょう。

オーダーメイドの世界に目を向けるとすでに準備を開始するタイミングになっています。

そもそもオーダーメイドは既製品とは違い完成までに時間がかかります。

例えば今ご注文を頂いたとしても仕上がりは9月末頃になります。

ということは・・・？

そうまだ考えたくもないですが、年度替わりの10月、完全に秋が見えてくるのです。

日本には衣替えという素晴らしい文化があります。

そして、装いを変えていく最大のチャンスでもありますね。

巷ではオーダースーツが売れていると報道されています。

今までは毎日出社するために数を必要とされていたのが今では、ちゃんとした一着があれば事足りるようになったからだそうな。

生活のパターンは人それぞれですが、変わらないことがあります。

現代において、世界でもっとも信用される服装はスーツであるということ。

これは疑いようのない事実です。

スティーブ・ジョブズのようにとんがりたければその範疇にはありませんが、少なくともボクたちのようなビジネスパーソンにとっては最適解となる服装であるわけです。

今まではスーツは作業服であり、ただの消耗品くらいにしか考えていなかった人達が変わってきています。

つまり正当なスーツスタイルが標準になり始めているという証左でもあります。

これをどうとらえるか？

スルーするもよし。

危機感をもって着こなしの改善に取り組むもよし。

ボクは仕立屋として、その状況をダイレクトに感じております。

動くなら今ですよ。

自分を変えるということは、自分自身に向き合うことでもあります。

なかなか勇気のいることではありますが、そこに踏み込んだ人だけが栄光をつかめるのです。

ちょっと話が長くなってしまいましたが、夏休み気分から秋のお仕事モードに切り替わるタイミングです。

そして衣替えのタイミングでもあります。

着こなしを変えるには最適の時期になっているのです。

まだまだ残暑は厳しい日が続くと思います。

くれぐれもご体調にはお気をつけて・・・スーツを作りましょう！！

今を逃すと必ず年末になってしまいますからね！

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土方洋

「私の役割は、オーダースーツによって自信をつけていただき、成績をあげていただくこと」をミッションに掲げ2014年11月創業する。独自の採寸には定評があり、また圧倒的な提案力でその人の魅力を最大限に引き出すことに全力で取り組んでいる。土方が生み出すスーツは、スペックやブランド至上主義のオーダー業界とは一線を引く、「体験」を売る独自の手法をとる。オーダーをすることの工程そのものを楽しむことから始まり、完成してからも楽しめるのが特徴。ココアッソは手間のかかるオーダー屋です。そのかわりに、あなたの気分がよくなる、あなたの成績がよくなる、あなたの評価がよくなる、そんな一着を仕立てる。を口癖にしている。