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我々世代は次の世代に何を伝えられるのか?

土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。

ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。

次の世代に何を伝えられるのか?

今やZ世代なる言葉を使い自分のアイデンティティを維持したいボク達世代。

そもそも相手にもされないというのに、なんとなくマウントをとりたがるのがボク達世代。

いつの時代もニュータイプとオールドタイプなる図式はあるのでしょうね。

ボクはあまり意識したことはないんですけどね。

というよりも明らかに人の手に余るようなテクノロジーが身近になってきたあたりからそれに対応している人達を素直に尊敬していまして、色々と学ばせてもらっています。

みなさんも素直になったほうがいいですよ!

張り合うよりも教えてもらったほうが早いですしね。

自分のパフォーマンスも上げる為には必要なことではないでしょうか。

その一方で、我々世代は何を伝えていけば良いのでしょうか?

 

  • 装いという文化

何も古き良き文化を懐かしみ、武勇伝を語るがごとく伝えるということではなく、素直に服飾文化を伝えられないかなと考えています。

いつもお伝えしていることではありますが、服飾とは文化です。

文化とは時代そのものです。

ですから常に変化、変容し常に留まることはありません。

毎年同じということはありません。

仮にもしそうであったならお洋服屋さんはとうの昔に絶滅していますからね。

そんな変わりつつある服飾には一つだけ変わらないことがあります。

それは思いやりです。

これはファッションとはちょっと違う価値観です。

ボクが常々発信している装いです。

自己満足ではなく、相手への思いやりが装いです。

これは伝えていかなければなりません。

どんなに快適であろうとも、相手が不快になってしまったら意味ないですからね。

みんなが快適なら正解なんですから。

逆に言えば、快適な環境にガチガチなスタイルとか空気を読まなさ過ぎても困ります。

それらをまるっと装いと呼んでいます。

そういう相手を思いやる着こなしの文化は伝えていかなければと感じています。

ボクのお仕事の中心であるスーツスタイルはそれ自体がもはやアイデンティティという価値を失いつつあります。

空気と化していますよね。

スーツを着ていたのかそうではなかったのかすら思い出せないくらいの服装になってしまっています。

本当は凄い効能がある服装なんですよね。

それを伝える世代が空気になっていたら・・・

次の世代はどうすればいいんですか!ってこと。

ボク達が出来ることは新しい世代が精通している文化を素直に教わり、そして我々は次につなげる思いやりを伝えることなのかな。

道徳や教養、リベラルアーツのようなことはボクには伝えることは出来ませんが、装いと言う文化は伝えられる。

そしてそれを伝えらる人を増やしていきたい。

そんなことを考え、行動してきたいと感じるのであります。

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「私の役割は、オーダースーツによって自信をつけていただき、成績をあげていただくこと」 をミッションに掲げ2014年11月創業する。 独自の採寸には定評があり、また圧倒的な提案力でその人の魅力を最大限に引き出すことに全力で取り組んでいる。 土方が生み出すスーツは、スペックやブランド至上主義のオーダー業界とは一線を引く、「体験」を売る独自の手法をとる。 オーダーをすることの工程そのものを楽しむことから始まり、完成してからも楽しめるのが特徴。 ココアッソは手間のかかるオーダー屋です。そのかわりに、あなたの気分がよくなる、あなたの成績がよくなる、あなたの評価がよくなる、そんな一着を仕立てる。を口癖にしている。

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