土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
まだまだ寒い日が続きます。
また雪の予報もありますし。。。
それでも春はもうすぐそこまでやってきています。
我々ビジネスパーソンにとっては一番大切な新年度を迎えるタイミングですね。
このタイミングを上手く利用して着こなしを変えていく。
働き方が変われば着こなしも変わります。
そこで思い切って新しい服装に変えていこう!
そう思い立ったが吉日!
と、勇む持ちをちょっとだけ待って欲しいことがあります。
それがタイトルです。
カッコ良い人の着こなしを100%真似てみよう!
- 自分の良かれは相手も良かれとは思われない
表現の仕方がちょっとうろ向きな感じになってますが、これがある意味真実なんですね。
着こなしを変えようとする時にほとんどの人がハマってしまうポイントがココです。
服装とは今ある感覚や感性、好みがそのまま反映されているものです。
自分が好まない服を着ていないですよね?
というよりも好む好まざるという認識すらない状態の場合もありますが、それは即ち今の服装を認めているからということになります。
そこで、その感覚のまま新しい着こなしを手に入れようとしても、上手くいかない場合が多いのです。
なぜなら、結局は元に戻るから。
長年この業界におりまして、間違いなく元に戻る人がほとんどなのです。
自分で決めちゃうと。
せっかく新しい着こなしにしようと勇気を出して踏み出したにもかかわらずです。
何故かというと、今までの経験からくる習慣があまりにも強力過ぎて、新しい価値観を打ち負かしてしまうから。
もしプロのコーディネーターやコンサルに新しい服装の提案をされたとしても、大抵はその既存の習慣でカスタマイズをしてしまい、最終的には元に戻ります。
もしくは目論見とは違う方向に進みます。
勿体ないですよね。
そして、その習慣で変えた着こなしでバッチリ装いが上手くいくと思っていても、それは必ず相手に伝わるわけでもないという現実が待っています。
そう自分の感性でされそれだけ乖離しているのですから、相手はもっと違う感性を持っていることがあるわけです。
もしかしたらスパッとハマるかもしれませんが、自分と同じように感じてくれるとは限りません。
ではどうしたら良いのでしょうか?
- カッコ良い人の着こなしを100%真似てみる
素直に真似るのが手っ取り早く、そして確実です。
みなさんの周りにもイケてる人はいるはずです。
ひねくれずに素直にパクりましょう。
それも純度100%で。
変に妥協も、勝手な解釈も不要です。
そのままパクる。
そして自分のモノにするまで続けます。
自分の感性の部分に落とし込むということです。
そこまでいくと自分の習慣になります。
振りむけば過去の自分には戻れなくなっているはずです。
自分がイケていると感じている人の服装は即ちその着用している人の感性は相手のことを考えている服装ということにお気づきでしょうか?
これが装いの極意なのです。
自分の趣味趣向ではなく、相手が好感してくれる服装ということ。
それが自分の感性とマッチ出来るようになれば最強というわけですね。
タイトルに戻りますね。
どんなに自分が変わろうと思って新しい着こなしを手に入れようとも、空回りしては勿体ないです。
せっかく新しい自分になるのでしたら、本当に変わりたい。
その為にはイケている人を純度100%で真似てみる。
恥を忍んで素直に教えてもらいましょう。
細かいところまでパクりましょう。
きっと素晴らしい未来がやってくるでしょう。
そして・・・
もし・・・
そんなお手本になる人が周りにいないかも・・・
そんな時はもちろんボクに相談してくださいよ!
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