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【保存版】ビジネスパーソンにとってコートは何着必要か?

土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。

ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。

ビジネスパーソンにとってコートは何着必要か?

正直人によりけりでありますが、たまに聞かれるこの質問。

本当に個人差はありますので、一概に言えませんが、この記事をご覧いただく方は比較的コートや着こなしにご興味がある方のはずですので、それを踏まえたうえでの回答を今回はしてみたいと思います。

まずボク自身が所有しているコートの数をお教えします。

現在8着です(苦笑)

まだまだ増えていく予定です。

1シーズンに数回出番が回ってくるかどうかというコートもありますが、ほぼあらゆる状況を網羅出来るように数を揃えています。

そう、状況に合わせたコートがあると非常に便利ではないでしょうか。

それがみなさんの迷うところではないでしょうか。

その上でまず定義を決めておきましょう。

ビジネスを中心使うこと。

どう考えてもお仕事前提になるはずです。

そしてやはり既製品ではなくオーダーメイドでしっくりくるコートにしたとします。

ということで回答を申し上げます。

 

3着

 

この数はあると不安なく過ごせるのではないでしょうか。

その3着の内訳です。

・ウール素材を使った暖かいコート

・寒すぎない時に羽織りたいコットンなどのコート

・礼装事に使えるコート

現実的な用途を考えるとこの辺りの3着は必要でしょう。

これ以上の数はクローゼットの収納スペースとの兼ね合い、及びより細かい用途や趣味性の話になってくることになりますね。

それが一つの楽しみになるわけではありますが。

 

その3種のコートの詳細について

・ウールコート

バブル経済崩壊後の男性のコート市場を席捲していた黒い化繊を使ったコートからの脱却及びビジネスにおいて結果に結びつける装いとしてのコートという位置づけではやはりウールコートが必須になるのは間違いありません。

デザインや色柄に関しては色々と選択肢がありますので、そこは相談しながら決めていきましょう。

着丈の長さだけは極端なロングはあまりオススメしていません。

機動力といったパフォーマンス、あとは誠実な印象を演出する着丈に設定するのが良いでしょう。(オーダーメイドの場合は自由に決めることが出来ますから)

何事もバランスということですね。

そして、何より着用していて幸せを感じますし、コート姿に自信が持てますよ。

 

・コットン素材のコート

ウールコートを羽織るにはちょっと早いけど、やはり一枚羽織りたいと思う時にコットン素材のコートはとても使い勝手が良いでしょう。

素材的には昔から存在し、これからも存在し続けるこれも王道ともいうべき一着になるでしょう。

ウールコートでもちょっと取り上げましたが、アウトドア系から派生して誕生した化繊系のコートはやはり身だしなみや装いという意味においては演出しにくいのも事実です。

確かに撥水などの機能はありますが、それだけなのですよね。

ですから、日常使いというよりも降雨や降雪が激しい時にはお役に立てるのではないでしょうか。(その為の防水、透湿素材ですので)

ちなみにオーダーメイドではオイルドコットンと言って、昔ながらのオイルを染み込ませ雨を防ぐ素材もありますのでご検討くださいね。

デザイン的には女性モノでも定番ではありますが、コットン素材ではトレンチ系がやはり安定して使いやすいでしょう。

もっとも正統派すぎるハードボイルド仕様のシルエットではない今の時代に合わせたデザインにすると気分良く羽織ることが出来るはず。

着用期間は結構長く取れて、秋口とそして春先のお花見シーズンなどのちょっと肌寒い期間にジャストにハマります。

オーダーメイドでコットンコート、ボクはマストで揃えておいて損はないと断言出来ます。

ちなみにボクはコットンだけで3着ございますからね。

 

・礼装事に使えるコート

ビーバー仕上げのウール素材で色は黒、デザインはチェスターフィールドのコートがこれに該当します。

これもマストでしょう。

利点はそのままビジネスでも使えるということです。

つまり上記に挙げたウールコートそのものとして活用しても良いということになります。

このあたりはお仕事によって変わってくるためにあえてカテゴリは分けましたが、一緒に出来る方もいらっしゃるということです。

いずれにせよ、この黒のチェスターコートは必ず役に立つコートです。

所有していて損はありません。

イメージとしては007のダニエル・クレイグのあのコート姿を思い出してみてください。

あの姿になりたければこれはマストということですね。

 

  • まとめ

コートは無制限に数を増やせることは現実的には難しいですし、そんなに数を持ちたいとも思わないでしょう。

しかしながら一番外側に羽織るアイテムだからこそ、TPOに合わせて、または気候やシーズンに合わせて着こなしたいですからね。

ということでボクの考えるベストな数は3着です。

ご参考になれば幸いです。

オーダーコートの世界は奥深いですから、気になることがございましたらご遠慮くなくご相談くださいね。

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「私の役割は、オーダースーツによって自信をつけていただき、成績をあげていただくこと」 をミッションに掲げ2014年11月創業する。 独自の採寸には定評があり、また圧倒的な提案力でその人の魅力を最大限に引き出すことに全力で取り組んでいる。 土方が生み出すスーツは、スペックやブランド至上主義のオーダー業界とは一線を引く、「体験」を売る独自の手法をとる。 オーダーをすることの工程そのものを楽しむことから始まり、完成してからも楽しめるのが特徴。 ココアッソは手間のかかるオーダー屋です。そのかわりに、あなたの気分がよくなる、あなたの成績がよくなる、あなたの評価がよくなる、そんな一着を仕立てる。を口癖にしている。

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