土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
毎朝袖を通した瞬間に感じる幸福感。
クローゼットにあるだけで思わずニヤついてしまうほどの存在感。
通りすがる人達の視線を感じる優越感。
オーダーメイドに対する価値観であったり現実的な用途は様々ですが、やはり所有していることそのものに満足感というファクターは決して小さくはないでしょう。
世界に一着しかない自分だけのスーツですからね。
やっぱり思い入れがあるのが当然ですし、そのほうが気分も良いですからね。
- 一日のほとんどを過ごす仕事服で幸福を感じているか?
テレワークが中心で仕事服とルームウエアが同義語の方には何の問題もありませんが、ボクと同じように服装でスイッチを入れるビジネスパーソンにとって仕事服は絶対に必要な存在です。
当たり前ですけど。
そしてその当たり前すぎる仕事服で幸福を感じているかって問われれば、ほとんどの人は意識していないと答えるでしょう。
ボクのブログの読者さんは違うはずですけど。
仕事服=コストカットの対象、なんとなく、ちょっと我慢、特に気にしたことはない・・・など結構ぞんざいな扱いになってしまうことがあるかもしれません。
それでも・・・
一日中付き合う服装ではありませんか。
そして一年のほどんどをその仕事服で過ごすわけではありませんか。
もっと言えば、人生のほとんどを共に過ごすことになっていませんでしょうか。
もう自分の一部と言いますか自分そのものですよね。
にもかかわらず、幸福じゃないってとても勿体ない。
ですよね?
人生のほとんどを我慢する必要ってあるのでしょうか?
長い人生において、一定の踏ん張りを効かせなければならない時は誰でもあるはずですが、生涯を通じてずっとということはないはずです。
もっと自分を大切にしてあげていいんじゃないでしょうか。
お休みの日の服装も大切ですが、それ以上に大切なのはお仕事の服装ですよね。
毎朝袖を通すたびに幸福感に包まれる。
それだけでパフォーマンスを引き出してくれるはず。
結果もついてくるはず。
そして、それはなにも高額でなければならないということではないんですよ。
ボクがお仕立てする場合は確かにその生地の価格の違いによる差はありますが、それがすべてではありません。
ボクは正統派の仕立屋さんですから、激安店のような安価な仕様では作成は出来ませんが、それでも現実離れしたような高額にはならないようにしています。
世の中お父さんの仕事服が最優先でコストカットの対象になってずいぶんと月日が流れておりますが、その逆です。
毎日幸せを感じなくてどうするのでしょう?
それでこそ踏ん張りが効くというものです。
毎朝袖を通した瞬間に感じる幸福感。
良いと思いませんか?
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