土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
パンツスタイルで一番大切なこと!
シャツ一枚で過ごす日々が続く現代のビジネスパーソンにとって最も大切な事があります。
この話題は過去にも何度か取り上げてさせていただき未だにアクセスされ続けいるのですが、この時期だからこそ改めて啓蒙さてせ頂きます。
ズバリ!
腰位置です!
単にジャケットをがあるかないかの違い以上にとても重要なポイントです。
小瀬先のテクニックとか上手く時代を感じさせるアイテムを取り入れるなどのお話以前の問題です。
- そのパンツの最適な腰位置で履いてますか?
普段仕事だろうが休日だろうが、どこかお出かけする時には何かしらのパンツを履くはずです。
その連続した習慣はもはや無意識レベルにまで昇華しているはずです。
気がついたらパンツ履いているでしょ?
慌てて家を飛び出したらパンツ履いていなかった。。。なんて話は聞いたことがありません。
ココが盲点なのです。
余りにも無意識レベルで身につけるアイテムであるがゆえに見逃してしまう。
そもそも意識外なので全く気がつかない。
それがパンツの腰位置です。
それがどんなデザインのパンツだろうが、いつ購入したパンツだろうが、既製品だろうがオーダーだろうが。。。
いつも履く位置は同じ。。。
になっていませんか?
気がつかないから、気がつかない。
日本語になってませんが。
パンツによってベストな腰位置は違う!
そうみんな腰位置は違うのです。
昔買ったリーバイスと今売っているリーバイスの履き心地は同じではありませんよね。
それはつまり股上が違うからです。
ヒップ周りも含めて全くの別物になっているのですね。
これはスーツやジャケパンスタイルに使うトラウザーやドレスパンツでも同じです。
お店によってみんな違います。
もちろんオーダーの場合も同様に人それぞれ違いますし、コンセプトによって当然変えています。
- そこでプロの仕立屋としてのポイントを二つご紹介
・まず履き心地の違いに気づいてみよう
自分のクセになっている位置とそのパンツのベスト位置の違いを知ることが大事です。
そのためにはなるべく全身が映る鏡の前で確認してみてください。
ニュートラルな気持ちで鏡を覗くときっと今までのポジションとちょっと違う位置がカッコ良く見えるはず。
この世にあるパンツはスタイルを良く見せる為に作られています。
あとはその位置を知るだけというわけです。
もちろん履き心地も良くなりますよね?
いつもお世話になっておりますTさまにご協力の元撮影しております。
・意図的にそのクセとは違う腰位置で過ごしてみよう
放っておくと無意識のうちに自分の安心するポジションに引き上げたくなるでしょうけど、意識してそのパンツの正しい位置に固定しよう。
もちろんベルトの穴の位置も変わるはずですから、意図的にチェックしておきましょう。
これを試しに2週間やってみて下さい。
だんだんと感覚的に掴めてくるはずです。
気がつくとあとは自動的に変化し始めるはずです。
- まとめ
パンツは履く位置によってカッコ良くもヘンテコリンにも、どちらにもなります。
そしてこの世に存在するパンツはカッコ良くなるように計算して作られているのです。
あとは履き方だけというわけです。
せっかくならカッコ良い方がオススメなのは言うまでありません。
ジャケットを羽織らない時代だからこそ、ほんの1.2センチ調整するだけで全く違う世界を知ってもらいたい。世の男性のほとんどが気づいていない、非常に大事なポイントのお話でした!
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