土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
良いスーツは良い所作を生み出すというお話
所作のキレイな人をお見かけするとやっぱりカッコイイですよね。
スマートな振る舞い、颯爽と歩く姿は誰からも好感を持って受け入れられるのではないでしょうか。
と同時にそんな姿とスーツ姿はリンクしていると思いません?
良いスーツという表現が適切かどうかは置いておいて、所作の良い人は大抵スーツ姿が決まっているというのは概ね正解ではないでしょうか。
では、良いスーツとはなんなのでしょうか?
自分にキチンとサイズが合っているスーツ
ということでしょうか。
- サイズが合っているスーツ
オーダーメイドの世界では当たり前というか大前提なことでありますが、自分自身のサイズ正しく理解しそれをキチンと着こないしている人はものすごく少数です。
過去にも何度かここにも書いていますが、正しいサイズのスーツを実際に着用している人は街を100人に一人もいないです。
プロの仕立屋さんとして、これは確実に言えることであります。
それだけ一見すると当たり前のことですが、実に難しい問題です。
何故か?
何をもってして合っているのかを誰も知らないから。
そうピッタリ、しっくりくるスーツを体験したことが無い限り分からないですよね。
当たり前です。
自分にとって最適な枕を試したことが無いから分からないのと同じです。
合っていないからダメってことではないです。
今日のタイトルは良いスーツは良い所作を生み出すですから、そこにフォーカスしましょう。
所作が良いということはまず姿勢が良いはず。
動きが理にかなっているはず。
そして内面的な心の余裕であったり自信がその動きに表れてきているはず。
その為にはサイズが合っているスーツというファクターがとても大きなウエイトを占めているということ。
サイズの合うスーツを着ると自然に良い姿勢に矯正されていきます。
何故ならだらしない姿勢だと快適じゃないから。
人間が本来一番ラクに感じる姿勢は背筋を伸ばし、頭の重さをちゃんとS字になった背骨で支えている状態なのはもう誰もが知るところでありますでしょう。
その姿勢を取るように設計して作成しているスーツを着用するということは、おのずとそうなるということです。
その姿勢から繰り出す動作はやはり一番理にかなっているわけで、おのずとカッコ良い所作になっていくということ。
最後にそんな動きを自らしていると、だんだんと自分に自信がついてきて心に余裕が生まれ、益々カッコ良い姿になっていくのです。
それがいつしか標準仕様になり、自分そのものとして表現出来るようになるでしょう。
意図して行動せずとも自分の所作になるとはそういうことなんじゃないでしょうか。
カッコ良く立ちまれる人って憧れちゃいますよね。
憧れだけで終わらせちゃうのは勿体ないです。
自分を変えることは出来るのです。
目標が高いところにあるのであれば、それを達成するために所作を身に着ける。
その所作を身に着けるためにスーツを変えていく。
こういう方法もあるのです。
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