土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
今月中に衣替えは終わらせましょう
年に2回あるビジネスパーソンにとってとても大事なイベントです。
- もうシャツ一枚スタイルは封印しよう
もうすでに10月の第2週に入っています。
流石にシャツ一枚スタイルはそろそろ終わりにしても良い頃合いです。
未だに継続中の猛者を見かけますけども。
このブログをいつも呼んでくださるみなさんはそんなことは決してないはず。
気温のブレはまだありますし、日中はやや汗ばむ時もありますが、確実に秋の気候になっていますからまずはジャケットを羽織りましょう。
このジャケットとは秋冬物でなくても大丈夫です。
シャツ一枚スタイルからいきなり冬物じゃ体の負担が大きいですからね。
徐々に体調と感覚を慣らしていくことがポイントです。
とは言っても、盛夏仕様のペラペラ系や誰もが夏をイメージする色使いも物は避けて下さいね。
そして体を馴染ませてから、衣替えで秋冬物に切り替えていきましょう。
- 衣替えは自分自身を切り替える絶好の機会
この衣替えは欧州や米国には存在しない日本の習慣です。
はじまりは平安時代頃とされていますから、今から約1200年ほど前から存在している素晴らしい文化ですね。
これ程古くから行われている習慣ですから、もう我々日本人のDNAにしっかりと刻み込まれています。
自動的に衣替え=季節が変わるという認識になるはずです。
この衣替えの効能は抜群です。
自分自身の気持ちをリセットして、新しいスタートを切ることが出来るきっかけになりませんか?
四季のある日本では年に2回このチャンスがあるわけで、これはかなり大きなアドバンテージになるんじゃないでしょうか。
衣食住の欧米化と言いますか、あらゆるところで日本の文化ではなく明治維新以降の新しい文化にシフトして現代に至ります。
日本はそれを上手く吸収して取り入れてきましたが、ここ最近の働き方の変化に伴い当然服装もそれに合わせて変化してきていますね。
スーツを着ないことが前提のビジネスの影響力が大きくなり、近年の温暖化やクールビズというフレーズの相乗効果もあって、スーツは不要くらいに言われる時代です。
もちろんスーツが必要な場所はありますからね。
この世からは無くなりませんし、スーツが不要な人との住みわけが出来るだけってことです。
そしてさらに今回の新型コロナによって、出社するということの意味が消えつつある以上、服装で季節を切り替えようという概念も消えつつあるはずです。
だからこそ衣替えは大事なんですよ。
もう一度言いますけど、自分の気持ちを切り替えることが出来るのです。
これを上手く利用したほうが良いですよね。
何といってもボクが提唱する装い(相手の好感度が上がる)的に必要ですしね。
- 今月中には完全に切り替えよう
少しづつ切り替えていきましょう。
無理することはありませんが、このままずっと春夏物を引っ張ると「オレは暑がりだから年中夏物でいいんだよ~」とよく口ずさむイケてないオヤジ化してしまいます。
そもそもその服が夏なのが冬なのかすら分からない状態にもなっちゃいますとあまり芳しくありませんし。
ですから完全切り替えの期限は10月いっぱいです。
11月2日(月)からは100%秋冬になるということです。
これは出来るかできないかとか、スティーブ・ジョブズ的ないつでも同じ服で構わないという仕事観の人には意味がありませんが、ボクをはじめとするスーツを着用することが前提のビジネスパーソンには必須の儀式ですよ。
こうやって季節で服装を変えることが出来るってものすごくラッキーだと思いません?
それだけで自分自身を切り替えることが出来ますし、周りかもちゃんとしている人って思われるわけですからね。
ぜひ実践してみてくださいね!
そして、もしですが、その服が秋冬なのか春夏なのか判別出来ないなんてことがありましたら、ボクまでご相談くださいね。
秘密厳守でお教えしますね。
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