土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
ブルックスブラザーズが破綻したとの報道が先日ありましたね。
ボクは驚かなかったのですが、大々的に報道されていましたからインパクトはありますよね。
日本でもファンの方は大勢いらっしゃいますから。

創業200年以上の歴史を誇っていたのですが。
どうやら本国にあるブルックスブラザーズ本体は破綻するようですが、日本においてはダイドーリミテッドとの折半企業なので、しばらくは日本においては通常通り営業出来るみたいですね。
本体が無くなっているのに名乗れて、そのアイデンティティであるアイテムが存在するのも不思議ですけど。
かつてはダイドーと言えば、ミユキ、長大と並び日本の三大毛織メーカーとして名をはせていました。
今では自社工場は無くなりましたが、テキスタイルは存在していますし、ニューヨーカーをはじめとする小売事業でも頑張ってくれています。
ここが踏ん張りどころではないでしょうか。
アパレルは攻めるよりもまずは足場を固めて動かせるキャッシュを確保しておかないと今年を乗り切るのもって、あり得ますからね。
スケジュール的に秋に新店オープンを計画しているところは今更止められないでしょうけど。
ファンの為にもこのブランドとアイデンティティは継続してもらいたいと思います。
何ていったって、男性の服装の歴史を作ったブランドなんですからね。
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「私の役割は、オーダースーツによって自信をつけていただき、成績をあげていただくこと」 をミッションに掲げ2014年11月創業する。
独自の採寸には定評があり、また圧倒的な提案力でその人の魅力を最大限に引き出すことに全力で取り組んでいる。
土方が生み出すスーツは、スペックやブランド至上主義のオーダー業界とは一線を引く、「体験」を売る独自の手法をとる。
オーダーをすることの工程そのものを楽しむことから始まり、完成してからも楽しめるのが特徴。
ココアッソは手間のかかるオーダー屋です。そのかわりに、あなたの気分がよくなる、あなたの成績がよくなる、あなたの評価がよくなる、そんな一着を仕立てる。を口癖にしている。

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