土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
ファッションと装いは違う
これがボクの基本方程式です。
・ファッションとはどこまで突き詰めても自己満足になっていきます。
・装いとは相手が判断することです。
リアルな対面が出来なくなっている今だからこそ、ここに気が付くと良いことがありますよ。
- ファッションに興味が無くても問題なし
そうファッションなんて大した問題じゃありません。
そもそもファッションにニーズなんて無いんですから。
何故ならもう一か月以上お洋服屋さんが閉まっているでしょう?
でも、困ってないでしょ。
ま、いいかってくらいにしか感じてない、もしくは記憶からも消えている。
そんな感じでしょうか。
ファッションなんて元々その程度なんです。
一部のファッショニスタは確かに違いますが、正確な統計データはありませんがファッションに対する価値観は往々にしてそんなものでしょう。
ですから、まずは安心してください。
そして注意しましょう。
ファッションに興味が無い自分は勝ち組だと勘違いしてはいけないということです。
大切なのは装いですからね。
- 人から見られる意識は忘れないようにしよう
テレワークと共に段々と服に興味がなくなり、段々と適当になり、段々着替えることすらしなくなってきている・・・そんな可能性はありませんか?
自宅でテレワークやリモートワークをしていると、下手すると一日中こもりっきりになる日もあるでしょう。
寝巻兼用のスエット上下でそのまま一日を過ごしてもいいかなとなっているはずです。
ダメってことじゃないですよ。
装い的には問題ないのです。
もう一度書きますが、装いとは相手の感情が判断することです。
ということは誰とも合わないのであればそれは正解ということです。
気を付けないければいけないのは、テレビ会議やモニター越しでの振る舞いですよね。
リアル対面以上に相手を見ることになるこの仕組みはだらしなさがモロバレになってしまいますね。
そしてアフターコロナも見越しておきましょう。
それは、常に人に見られることを意識しておくということ。
アパレル業界にいる人は総じて年齢以上に若く見られる場合が多いです。
自慢しているわけではないですが、確かにボクもほぼ間違いなく実年齢より若く見られています。
それは意識の差だと思うのです。
常に人から見られているという感覚を持ち続けると人は振る舞いも含めて変わります。
装いとは相手が判断することですからね。
ファッションに興味が無くてもまったく問題はないのですが、身だしなみは最大限注意を払う必要があるということです。
若い子から「キショイ」とか言われちゃオシマイです。
口に出してくれるならまだ良いほうです。
今はそんなことを口することはないですからね。
相手にされなくなったら、もう退場宣告をうけるのと同義ですよ。
コロナが去っていったら、もう元に戻る居場所が無い・・・
マズイじゃないですか。
お洋服とは自分の中のモードを切り替えるスイッチになるとても強力なツールです。
そして、そのちょっとした装いで相手の好感度は大幅に変わります。
アフターコロナですっかりだらしなくなってしまうのか、益々キレのあるオトコになれるのか。
この差は大きいです。
ファッションに興味は無くて良いです。
その代わり人から見られている意識を忘れないようにしておきましょうね!
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