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羊さんのモフモフ状態から服地になるまでの動画のご紹介

土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。

ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。

通常スーツ、ジャケットなどに使われる素材はウール(羊毛)です。

化繊を混紡しているものもありますが、基本はこのウールが主原料となっているはずです。

一番身近な獣毛繊維であるウールが実際にどうやって作られているのかをご存知の方は少ないでしょう。

ということで、先日YOUTUBEでその流れをダイジェストですが、作成していた動画を発見しましたのでご紹介します。

約10分少々の動画ですからWI-FIに繋がった時などでご覧になられると良いかと思います。

※直接再生できないようですので、ここからYOUTUBEに飛んでご覧になってみて下さい。

いかがでしたでしょうか?

かなりショートカットしているのですが、大まかな流れはつかめたんじゃないでしょうか。

これね、なぜボクがこの動画を記事にしたかってことを分かりますでしょうか?

羊さんかわいそー!

じゃなくてね。

エライ手間かかっているでしょ!

ということが伝わって欲しいかなと。

仕立屋さん的な目線で言いますと、ここ数年生地の値段がガンガン上がっています。

数年前とは比べ物にならない位上がっているものもあります。

これは為替とか投機筋の介入による変動が大きいのですが、その前にその一着分の生地を手に入れる為にはいったいどれだけの人の手を介してきたのかということを考えてみてほしいかなと思います。

そしてその手の人も生活をしているし、その為にプライドを持って仕事をされていらっしゃる。

みんな同じように生活しているし、したいわけですよね。

これは服地になるところまでですから、実際にみなさんが着用しているスーツやジャケットを含むあらゆる衣類はさらに多くの人の手間がかかっているわけです。

近年ブームになっているサステナビリティという言葉の反対語がアパレルなんじゃないかと言われるくらい消耗することが目的になってしまっています。

安価であることは確かにうれしいことではありますが、限度を越した値段は誰かが犠牲にならざるをえないのです。

ボク自身は大した人間ではございませんし、大きな力も影響力もありませんが、少なくともこうしてこの記事を、動画をごらんになってくださっているみなさんには今すぐどうこうしろということではなく、こういう事実があって我々の生活が成立しているってことを認識してくれれたらいいなって思っています。

ボクが仕立てる一着にはその多くの人の手間の上に成り立っています。

そこには感謝でしかありませんし、そしてボクを通じてご注文くださったみなさんにも本当に感謝です。

正直な仕立屋でありたい、この動画を見ていて思ったのは概ねそんなことです。

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「私の役割は、オーダースーツによって自信をつけていただき、成績をあげていただくこと」 をミッションに掲げ2014年11月創業する。 独自の採寸には定評があり、また圧倒的な提案力でその人の魅力を最大限に引き出すことに全力で取り組んでいる。 土方が生み出すスーツは、スペックやブランド至上主義のオーダー業界とは一線を引く、「体験」を売る独自の手法をとる。 オーダーをすることの工程そのものを楽しむことから始まり、完成してからも楽しめるのが特徴。 ココアッソは手間のかかるオーダー屋です。そのかわりに、あなたの気分がよくなる、あなたの成績がよくなる、あなたの評価がよくなる、そんな一着を仕立てる。を口癖にしている。

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