土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
2月ももう三分の一が過ぎました。
寒波がきておりましたが、それも春の空気に入れ替わるために動き出しているってことです。
さてさて衣替えの準備を開始してまいりましょう!
- 衣替えは日本独自の文化
四季のある日本には風情という言葉があります。
季節を楽しむということでしょうか。
四季折々のその景色を感じるということをボクたちは物心ついたころからずっと知らず知らずのうちに認識できるようになっています。
顕在意識で認識するのではなく、無意識化で自動的に感じているわけです。
こうして言語化しなければそもそも思考していないレベルの潜在意識の奥底にまで浸透している感覚です。
それは当然服飾文化にも影響するのは当然ですよね。
その中でも我々ビジネスパーソンも該当するわけです。
スーツやジャケットという欧米文化である服装であってもです。
因みに欧米文化圏にはこの衣替えという習慣はありませんからね。
- この無意識にまで浸透している部分を上手く活かしていきましょう
服飾で印象を上げようとするというのはとっても簡単です。
わざわざコスプレしたり、自分に鞭打って頑張る必要なんてないんです。
だって、今申し上げた通り自分も含めて誰もがもうすでに潜在意識にまでその情報は落とし込んでいるのですから。
その情報にマッチするように着こなせばよいだけです。
四季に合わせて、衣替えをするだけで別人のように扱われることでしょう。
たかが衣替えと思うでしょう?
でもね、そう思っているみなさんの周りでも正しく衣替えをしている人をちゃんとそういう人として認識しているはずですよ。
それがキモです。
わざわざ自分から主張しないのが、装いの極意です。
自分にとっても負担が無く、相手も自然に受け入れてくれることこそが装いですからね。
芸人さんは別ですが、ボクたちビジネスパーソンはそうではないはずです。
何も春だからといって、若草色のスーツに水色のシャツを合わせる必要なんてまったくないんです。
そんなことをしなくても、季節にわせた質感の服装にしてみましょう。
きっと今までは違う場面に遭遇することでしょう。
さ、衣替えの準備を開始いたしましょう!
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