土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
信頼と売上は要求すると逃げられるどころか手配書が回ってしまいます
ふとそんなことを。
行き当たりばったりといいますか、様々なトラブルに巻き込まれながらの船出でしたが、今もこうして仕立屋であるココアッソを立ち上げて6年目に入っています。
正直なところ、そもそも信用も信頼もまったくない中で、何をしてきたかといいますと、ちょびっとは背伸びをしたことを表現していましたが、素直に話をお伺いすることをひたすらしていたような気がします。
お取引先なども含めて、イキったことをせずに感謝と丁寧な対応をしていましたし、これは今も変わりません。
たまに相談があるのが、取引先とトラブったので次の取引先を紹介して欲しいなどなど。
ボクはアドバイスをするほど偉い人間ではありませんが(本当に)、少しだけ経験者としてお話をしているのは、相手がこちらの意に反した態度をとったり、そぐわないことを言われたとしても、一歩引きましょうってことや、たとえ相手が間違っていたとしても、いちいち気に食わないからと言ってイキりたって喚いても、めんどくさいヤツのレッテルを張られるだけなんで止めとけなんてことを伝えています。
結局取引先といっても同じ人間ですから、いちいち突っかかってくるようなヤツを相手にしたくないわけで、そしてそんな情報は瞬く間に業界に知れ渡り、そのうち誰も相手にしてくれなくなってしまうということです。
自ら道を閉ざすようなことですからね。
超一流のスナイパークラスのスペシャリストとして名をとどろかせているならいざ知らず、フツーの人が駄々こねる、わめくのであればただのクレーマーです。
そんなことをするよりも、明らかに業界の先輩として経験を積まれていらっしゃる相手には、丁寧に対応をしていた方がよいですよね。
引くところは引いて、次に何かあった時には逆にこちらからちょっと無理なお願いもしやすいじゃないですか。
それが大人の関係性といいますか、信用信頼ってことじゃないでしょうか。
別の角度からだと、信頼を裏切るような行為をしてしまうと二度と修復は出来ないし、むしろマイナス面がどんどん広がっていきますよね。
友人としての関係性を築きあげてといいますか、信用していたのにいきなり売り込んでくる、つけこんでくる、汚い言葉を言えば金銭を要求してくるようなことをしたら・・・
もう分かりますよね。
自分で道を閉ざす。
信頼と売上って要求したら逃げられます。
逃げられるどころか手配書が回ってしまう。
そんなことになったら、どんどんおかしな方向に向かってしまいますよね。
一度そんな目線で見てしまうともう二度とは信頼を手に入れることは出来ないでしょうし、むしろ拒絶反応を起こされるのがオチで、しかも会ったこともないような人にまで伝播してしまいますね。
なんだかボクの周りでそんな手配書が回ってきていて、ボクもそういう目線で見るようになり、改めて自分への戒めとしていきたいと思うのでした。
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