ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
フォーマルウェア(礼服)は予定のないタイミングで準備するのが正解
春は新しい門出を迎える季節ですね。
フォーマルの出番がある時でもあります。
ということで、いざその時になって肝心のフォーマルウェアが無い!となって慌てるよりも予定も何もない時に準備するのが正解というお話です。
- 滅多に着用することがないのがフォーマル
職業上普段からフォーマルを着用するといった場合を除けば、まずそんなに出番は回ってこないはずです。
滅多に着用することが無い以上一度購入するとよほどのことが無い限り買い替えなどは発生しないでしょう。
または買い替え時だと気が付いていも、なんとかその場をしのいで、また休眠期に入る、そしてなんとかしのぐというループを繰り返していることでしょう。
そもそもフォーマルとはその着用するイベントを終了した時点で記憶から消えてしまうものなのです。
ほとんどの方が普段からフォーマルウェアを気にしている・・・ことはないということですね。
むしろクローゼットの中には確かに存在しているという記憶だけが残っているはずです。
ですから、必要になった時に慌ててしまうという、そんなお話が多いわけであります。
そこでその解決策が、着用機会がない時こそフォーマルを準備しておきましょうってことなのです。
- ポイントは2か月先のスケジュール
そう、2か月先のスケジュールを確認しておきましょう。
まだ2か月もあるからまだいいや・・・
ではなく!
そうだ、今のうちに準備しておこうって行動しましょう。
オーダーメイドはもちろん時間がかかりますが、それは既製服でも同じことが言えます。
男性は下見や買い回りがとても苦手なはずです。
実は既製服のフォーマルも実に多くの種類が販売されています。
以前に何度か書いていますが、黒といっても様々で黒さの度合いがかなり違うものがあります。
慌ててしまい、白っぽい黒にしてしまう、そもそも体に合っていないなどのトラブルになりかねません。
しかも、そうそう買い替えることはないわけですから、今後の人生の節目であるフォーマルを着用するイベントはずっと我慢しなければならないという再びループがやってくることになりかねません。
ボクは仕立屋なので、オーダーメイドという点においては納期は時期によって多少変動しますが、そんなに無茶な調整は出来ないわけです。
間に合わないと言われてもどうすることも出来ないわけです。
その一着のフォーマルにどれほどの人たちが関わっているかってことです。
ですから、2か月先のスケジュールを確認してみてください。
もし、予定が入っているならば、今すぐ行動に移しましょう!
気乗りがしなくても行動しましょう!
めんどくさいと思う気持ちもわかりますが、即決断しましょう!
2か月なんてあっという間です。
そして今この記事をここまで読み進めてきているということは、顕在意識の中にフォーマルが入り込んでいる状態です。
この時を逃すと必ず他のことで頭の中がいっぱいになり、フォーマルのことなんて忘れてしまいます。
それだといつものループに逆戻りです。
今年はその連鎖を断ち切りましょう!
礼装事の服装ですからね。
慶事、祝い事があるのでしたらそれに合わせてご準備する方が良いですよ!
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