ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
ゴルゴ13に学ぶ仕事術シリーズ?の第5弾です。
気が付けば5回目ですか。
今更説明する必要はないと思いますが、デューク東郷、職業名ゴルゴ13は究極のフリーランスビジネスパーソンです。
しかもパッと出でさらっと稼いでパッと消えていくようなチャラい存在ではなく、長年にわたり業界のトップに居続けているまさに超A級のもう誰もたどり着けないような境地に到達し、今でも現役バリバリの伝説級の人生の大先輩でいらっしゃいます。
その衰えを知らぬ知力体力精神力、そして向上心は現代に生きる我々にとって最高のお手本となる孤高の存在といって良いでしょう。
そんなナイスな先生的存在であるゴルゴ13から学ぶべきことがございます。
それは・・・
身だしなみ!
- クライアントに会う時はいつでも装いを正している
ゴルゴ13は必ず依頼人と直接会い、お悩み事を聞いています。
ラインやメッセンジャーだけのやり取りでは依頼は受け付けてくれません。
まず人ありきという姿勢を貫いているのですね。
たしかに「用件を聞こう」「話を続けてもらおう・・・」とかぶっきらぼうな言葉を時たま発するくらいで基本無口ではありますし、握手はしないし、常に背後には人を立たせないとか何かとめんどくさい人ではあるのですが(汗)、実はちゃんと考えていることの一つが身だしなみをキチンと正しているということ。
ある意味スキのない装いとでも言いましょうか。
だらしない恰好で依頼人の前に現れることはまずありません。
あくまでも紳士としての服装で、自分が何者であるのか、信頼に値する人間であることをビジュアルで示しているのです。
間違っても、「たまたま今日はこんな格好で・・・」とか「いつもはこんなんじゃないんですけど・・・テヘペロ」「来年くらいには買い替えようと考えてます」なんてつまらない言い訳はしません。
装いで自分のブランディングを成立させている素晴らしい成功例です。
そう思いませんか?
- 見た目でどんな人なのかがすぐ分かる人
彼の場合は確かに目つきは鋭いし、体格もムキムキだし、なにやらただならぬ気配を発しているというのはありますが(汗)、どんな依頼人でも、初対面でコイツが「ゴルゴか・・・!」と分かっているはずです。
そう、彼は語らなくても自分が何者であるのか、職業がなんであるのかというゴルゴブランドを作り上げているのです。
これはボクの営業支援スーツの理論のある意味究極到達点と言っても良いでしょう。
装い=相手が判断すること
これが基本方程式です。
装いとは自分が良ければ成立するということではありません。
相手の感情にその決定権があるわけです。
自分の欲求を満足させる行為は単なるファッションでしかありません。
彼はそうではなく依頼人である相手がゴルゴで間違いない・・・と説明する必要もなく、まして名刺を差し出す必要もなく、装いで成立させているということなんです。
伝わっているでしょうか?
- 名刺を渡して名乗るよりも見た目で名乗りを上げよう
我々はビジネスパーソンの大先輩として見習うべきはその自己ブランディングです。
初対面の人からすぐに経営者であることを理解してもらえる装いなのかどうか?
わざわざ名刺にある肩書を読ませないと分かってもらえない存在なのかどうかということです。
現代においてはもはや誰もがプロフェッショナルでしょう。
超A級クラスは彼くらいしかおりませんが、一流のプロでいらっしゃるのですから、自信を持って自分を見た目で分かってもらえるようにしたほうがシンプルに伝わりやすいです。
だらしなくしてしまう、いい加減にしてしまう服装はむしろ変な誤解を招く可能性の方が高いはずです。
初手ですべてが決まりやすいスピードの速い現代です。
装いでブランディングを成功させるとゴルゴ13のように依頼に事欠かなくなることでしょう。
眉毛はあそこまで太くしなくてもいいですけどね!
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