ターナー(土方)です。

ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。

ようやく冬らしい冷え込みがやってきました。

重ね着が出来る季節は仕立屋さんとしては一番楽しい季節ですね。

暖かくして快適に過ごせれば、その分パフォーマンスが上がりますよね。

ビジネスパーソンとしての装いと快適性は両立可能です。

暖かさのために不用意な重ね着になってしまい、かえってだらしなく見えてしまっては本末転倒です。

ハイパフォーマーとしての重ね着。

あるんですよ。

そんな便利なアイテムが。

それが「ベスト」です。

一部ではジレとか古くはチョッキとか色々と表記されていますが、これには違いはあるのでしょうか?

 

  • ベストもジレもチョッキも意味するところは同じ

ボクのようなオーダースーツ屋さんは一般的にベストという言葉が馴染みが深いでしょうか。

これは元々アメリカ英語の「Vest」がそのまま日本に持ち込まれたもの。

因みにイギリス英語では「Waistcoat」ウエストコートとなり日本ではフォーマルウェアに着用するアイテムとして認識されているくらいであまり馴染みがありませんね。

最近洒落た感じの響きとして認知されているジレはフランス語の「Gilet」がどういうわけか普及してきました。

あと日本古来の呼び名としてあるチョッキは諸説あって主にポルトガル語の「jaques」が訛りなまって日本語になったそうな。

呼び名は色々あるベスト、ジレ、ウエストコート、チョッキは意味するところはみんな同じです。

細かく微妙なパーツの使い方とかでちょっと違うんですが、そんなことは微差でして好みで表現して構いません。

なんとなくですが、洒落者っぽく感じるランクとしては・・・

ジレ>ウエストコート>ベスト>チョッキって感じでしょうか。。。

流石にチョッキと表現する洋服屋さんは最近はお見かけしませんが、ニットだと学校制服などであるのかな?

ちゃんちゃんこは当然ながら江戸時代から伝わるドメスティックプロダクツオブジャパンですからね。

しかも内側ではなく外側に着用しますからお間違いないように。

 

  • 今年はベストを一枚加えてみてはいかがでしょうか?

内臓を冷やさないようにすると代謝機能の低下を起こさずにアイドリング状態から一気にレッドゾーンまでレスポンス良く反応してくれる体になるはず。

しかもカッコ良いですしね。

オーダーメイドだと色々とカスタムを作成することも出来ますので一枚欲しいかも・・・という時はご相談くださいね。

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「私の役割は、オーダースーツによって自信をつけていただき、成績をあげていただくこと」 をミッションに掲げ2014年11月創業する。 独自の採寸には定評があり、また圧倒的な提案力でその人の魅力を最大限に引き出すことに全力で取り組んでいる。 土方が生み出すスーツは、スペックやブランド至上主義のオーダー業界とは一線を引く、「体験」を売る独自の手法をとる。 オーダーをすることの工程そのものを楽しむことから始まり、完成してからも楽しめるのが特徴。 ココアッソは手間のかかるオーダー屋です。そのかわりに、あなたの気分がよくなる、あなたの成績がよくなる、あなたの評価がよくなる、そんな一着を仕立てる。を口癖にしている。