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人間をダメにしてしまいそうなジャケットを作成中です

ターナー(土方)です。

ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。

人間をダメにしてしまいそうなジャケット

のっけから何やらよからぬフレーズですが・・・

これは確かにダメにしてしまいそう・・・と思えるジャケットを作成中です。

それは何かといいますと・・・

縦にも横にも伸び伸びの超絶ストレッチ生地があるのです。

 

通常テキスタル(織物)はその織物である特性上そんなに伸縮性は望めません。

ニット(編み物)はその特性上とっても伸び縮みしますよね。

いわゆるジャージ素材です。

テキスタイルでありながらそんなジャージのような伸縮性のある生地がありまして、その生地で現在作成中というわけです。

 

どんな感じかといいますと。

そうチェルッティのオキシゲンというジャケットコレクションにあります、いわゆるサッカーと呼ばれる生地です。

創業以来扱っているイタリアの名門ミル(織元)です。ちなみに正規品ですからご安心ください。

サッカーとっても蹴球ではございません。(一応お約束として)

今までも既存の価値観で言いますと、このサッカーという素材は盛夏用の素材として認知されていると思います。

ちょっとデコボコ感があって、軽くて薄いので夏場にピッタリですからね。

当然夏物ということですから素材もコットンなどをベースにしたものが多いわけです。

ところが、このチェルッティのサッカー素材は秋冬企画なのです。

目付350ℊと結構ずっしりくる手持ち感があります。

素材もウールをベースにポリウレタンが少々混紡されているという夏物にはないコンポジションです。

基本は梳毛糸(ケバケバしていない糸)使いでとてもクリアな風合いです。

そこにどういう織機を使えばこうなるのか不明ですが、サッカー素材特有のデコボコ感が表現されています。

そして、その素材感からくるストレッチ性は驚異的です。

普通は縦には伸びないのですが、この通りにビヨーンとなります。

横にも驚くほどの伸縮性があります。

縦にも横にも本当にジャージのような伸縮性があります。

この感覚はちょっと他では見当たりません。

仕立屋さんというお仕事の概念ではこのニットないし伸び縮みする生地を避けたがるのが通例です。

理由は簡単です。

型紙通りに仕上がらないから。

仕立屋さんはその形にとってもこだわります。(ボクもです)

その形、スペック(例えば肩幅とかですね)がズレるのが嫌いなのです。

キッチリ仕立てることこそが全てなのです。

するとこの伸縮性のある生地というは使いたくないわけです。

縫っている間にブレてきてしまうのです。

最終のプレスで伸びるか縮むかが起こる可能性があるのです。

なので嫌がるわけですが、ボクはあえてここを取り入れてみたいと思って現在作成中です。

正直、かなり楽しみな感じです。

こんなに伸び縮みしたら、あまりにも快適すぎて人間ダメになってしまいそうなんですから。

 

仕上がりましたら、ご報告しますからね。

お楽しみに!

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土方 洋
「私の役割は、オーダースーツによって自信をつけていただき、成績をあげていただくこと」 をミッションに掲げ2014年11月創業する。 独自の採寸には定評があり、また圧倒的な提案力でその人の魅力を最大限に引き出すことに全力で取り組んでいる。 土方が生み出すスーツは、スペックやブランド至上主義のオーダー業界とは一線を引く、「体験」を売る独自の手法をとる。 オーダーをすることの工程そのものを楽しむことから始まり、完成してからも楽しめるのが特徴。 ココアッソは手間のかかるオーダー屋です。そのかわりに、あなたの気分がよくなる、あなたの成績がよくなる、あなたの評価がよくなる、そんな一着を仕立てる。を口癖にしている。

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