ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
先日お納めしたTさまの逸品を紹介させてください。
まだ20代にも関わらず、大志を抱き新たなる道に進む為に初のオーダースーツをお仕立て頂きました。
- 袖を通した瞬間がすでに違う
落ち着いた物腰できちんと言葉を選んでから発言する良い意味で年齢以上の知性を感じるTさまからのファーストインプレッションは、袖を通した瞬間に違うという実感でした。
そう初めてオーダースーツに袖を通すとみなさん驚きます。
これが本当のスーツなのか!?lと。
本当のスーツとはその感覚なのです。
身体に合っているスーツはフィットしているのにきつくないし、むしろ動きやすくて肩が凝らないのです。
カッコ良くてノンストレスなのです。
と、そんな驚きをもって試着された逸品をご紹介させてください。
初めてのオーダースーツは静と動の異なるアプローチから作成!
ただ2着を作成するのではなく、目的と自分のあり方にフォーカスして異なる用途で最大限のパフォーマンスを得られるような2着にしました。
それが静と動という組み合わせ。
・若さをアピールするために活動的であり、誠実な印象を残す一着・・・動
・若さだけでなく理論的な知性をキチンと発信し、且つそれが認められる一着・・・静
今回は明確な目標があることをカウンセリングでお伺いすることが出来ましたので、いつ、どこで、どんな人に、どう印象を残したいのか?という本質的な部分がクリア出来ました。
そして事前に2着必要であることもお話頂きましたので、今回はこの2つのアプローチに致しました。
これは決して難しく考えることではなく、装いという観点から見るとすごくシンプルなのです。
結果から逆算すればそうなるだけなのです。
もっとも、もしまったく同じ目標が別の人でもあった場合にこの組み合わせになるとは限りません。
オーダースーツというのは答えは一つではありません。
Tさまだからこその選択だということですね。
初めてオーダースーツに袖を通した時の感動っておそらくずっと記憶に残るのではないでしょうか?
あの思わずほころんでしまうあの感覚、ボクは本当にその瞬間の為に仕事をさせて頂いていると思っています。
物が溢れて、スーツという服装の価値観そのものが失われつつあり、もはやその存在すら不要という時代になぜスーツを着用するのか?
その答えはみな違うと思いますが、その根底にある本質は一つだと思います。
それは人間だから。
人が人たるゆえんはその繋がりがあるから。
支え合っているから人なのです。
その支え合う人との信頼を得る為に必要なのがスーツではないでしょうか?
もはや万人に必要があるわけではないですが、決してこの世から消えていくものでもない。
本当にスーツが必要な方はどうぞ相談下さいね。
Tさま本当にありがとうございました!
P女史も紹介ありがとう!
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