ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
いよいよ年末も押し迫ってきていますね。
みなさんも最後の追い込みに入っていらっしゃるのではないでしょうか?
カレンダーみたらあと2週間でお仕事納めなんですかね。
今年をしっかり納めましょう。
そして、来年はさらなる飛躍をしていきましょう。
その為の身だしなみを身に着けるのを目標にしてもいいと思います。
上に上げれば上がるほど、大切なことですね。
ということで、来年に向けて装いでキチンと結果を出したい人の為に大切なことが一つあります。
それは質感です。
- 質感はその人のランクを表してしまうことがある
あらゆる意味で質感は大切なのですが、今回はスーツの質感に定義を狭めましょうか。
スーツにある程度コストを賭けている人からすると、安価なスーツは即バレてしまいます。
結果的に安価な人ととして認識されてしまい、対等な関係性と築くどころか、記憶から消去されてしまうなんてことになりかねません。
そうならない為にも、結果を出されている経営者は相応の身なりにした方がシンプルに結果に繋がります。
商材やサービスだけが先行してしまいがちで、自らの身だしなみは後回しになってしまいますね。
今は優先順位が逆になっていることが多いのではないでしょうか。
キチンとした身だしなみをしていないと先に進めないなんてことが現実問題として起きているならば、即改善していきましょう。
自分の立場に相応しい質感を身に纏うのをオススメします
- いやらしく感じる高額である必要はない
オーダーメイドの場合はその作成する生地を選定することから始めますが、質感が高いほうがいいからと良いからといって、むやみに高額にする必要はないです。
どこからが高額になるのかは人によって変わっていきますが、滅多にお目にかかれないようなシロモノでなければならないわけではないんです。
今現在起きている事例として、スーツに使われる生地のコストはすさまじく極端に振り分けられてきています。
簡単に言えば、安価な量産スーツ(既製品オーダースーツ問わず)に採用される生地はは驚くほど安く作らています。
機屋さんがかわいそうになる位安いです。
そうはいっても、機屋さんも生き抜いていかねばなりませんから、それでも利益を出す為に、想像以上に言葉悪いですがチープになっています。
世の中あまりにも安価な製品が多く出回ってしまい、その質感のベンチマークが分からなくなってしまっているのではないでしょうか。
どこからが良い質感なのか分からないご時世になってしまいました。
そして、ある一定以上のクラスの方が着用されているスーツに採用されている生地との差はものすごくあります。
クルマで例えるならば、ヴィッツとアルファードはクルマというカテゴリは同じでも根本的に違うでしょう。
ま、アルファードがいやらしいかどうかは別として・・・
見る人が見たらその質感はその人のクラスとして認識されてしまうということですね。
クルマではエコという概念がありますから、ヴィッツという車種は非常に優れてはいますが、スーツでの装いでは安価で得られるメリットは何もありません。
作業着なら致し方ありませんが、このブログをお読みいただいている方はそうではないはずです。
オーダーメイドの場合はレアリティなど様々な要素もありますが、ある程度のクラスが望ましいでしょう。
特に経営者は安易にコストに流されないでくださいね。
- ではベンチマークとなる生地ってなんだ?
じゃあどう選べばいいんだよって話になってしまいますよね。
質感が大事だとかぬかしておきながら、答え言わないのかよ!ってことになると思いますので、営業支援スーツとして、経営者、ビジネスパーソンには最低限このクラスは必要とお話しているランクをお伝えしておきます。
現実的に入手可能でかつその選択肢が広く、そして安定した質感及びパフォーマンスがあるとすれば、インポート生地になっていきます。
あくまでもボクの経験上での判断ですが、基準といいますか、ここがスタートラインと呼べるのが、カノニコ社、そしてレダ社あたりになるでしょうか。
年間の生産量がとても多く、その分その品質が安定していますので、十分にその求める質感に対応していけるでしょう。
これ以下というより、この下のクラスは存続できないかもしれません。
原毛の価格高騰がすごすぎて、生き残れない可能性が高いのと、そのレベルの生地を日本に持ってくるメリットがなく、出回らなくなっていますね。
そうなるとアジア諸国産地になり、本来の目的から逸れていきます。
もっともこのクラスは他にも沢山ありますから、ここからが基準にしてみて下さい。
その中でもこの2社はとても有名な会社なので聞いたことはあると思いますし、信用してもいいでしょう。
国内でボクが唯一安心出来るとすれば葛利毛織くらいでしょうか。
というより、国内はココ一択です。
無論立場的にこのクラスでは役不足の方もいらっしゃるはずです。
その選択する生地によって表現が適切ではないですが、格付けはされていくこともあり得るのです。
では、自分がどのクラスを選択するべきなのか?
それがプロに相談するということなんです。
- プロフェッショナルに相談するのが一番
話を最初に戻しますが、質感はとても大切です。
安価な品質に慣れ親しみ過ぎると、何をもってして良い質感なのかが分からなくなってしまいがちです。
しかしながら、キチンと立場にあった質感を纏う人も当然いらっしゃるわけで、その方から見ればその質感の違いはすぐに分かってしまいます。
であれば来年に向けてその質感の分かる側の立ち位置になりませんか?
一度気づくともう元には戻れないし、戻りたいとも思わないでしょう。
実はそれだけ違う世界があるということなんですよ。
そして、それらを解決する為にプロフェッショナルが存在するのです。
なんとかなってしまうけど、実はなんとかなっていないのが装いという分野でしょう。
来年さらなる飛躍のために、一度プロに相談してみるときっと良いことがあると思います。
そのプロとは誰か?
もう言わなくてもいいですよね!
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