ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
ソフトバンクの大規模通障害に思いっきり巻き込まれました。
そこで思うことを。
ニュースでも大々的に伝えられているのでもうお分かりだと思いますけど、13時過ぎくらいですかね?
スタジオで作業していてふとスマホを見たらアンテナが消えていって、いきなり圏外に。
おあ?
一瞬よぎったのが料金未納とかのペナルティか?
なんて思っちゃいました。
そんなはずはないんですけどね(苦笑)
次に思ったのが故障か?
ということで電源落として再起動するも、圏外状態は変わらない。
明らかにこれはおかしいと思い、PCでTwitterを覗いてみると案の定そこらじゅうで通信障害が発生しているようです。
こういう時はTwitterからの情報は早いのでとりあえずスマホ本体のトラブルではないことが分かりました。
ただ問題はこれから納品にお伺いするところだったのです。
事務所にいるときはWi-Fiで繋がるので問題ないのですが、一旦外出すると外部との連絡がまったく取れない状態に陥るということに。
どうやら障害の規模はどんどん大きくなっていって復旧のメドは立たない感じですから、困りました。
完全なスタンドアローンな状況におかれることを覚悟しないといけない。
出発前に事前に先方にご連絡をして、幸いにして先方はソフトバンクではなかったので繋がりました。
今こうしてこの記事を書いている今が18時少し前ですが、いまだ繋がらず。
結局Wi-Fiの繋がるところを探し回ることになってしまい、ようやく落ち着いて情報を手に入れることが出来ている状況になれたというわけです。
- そこで思うこと
これ程便利な世の中である以上、一旦それが崩れると実に脆い、極めて危うい状態なのだということを改めて認識しました。
今回は幸いにしてお得意さまでお納めするだけでしたので問題は無かったのですが、これがそうではない場合だったとしたら、仕事にならないわけで恐らく同様に通信インフラを使うお仕事の方はとんでもないことになっているのではないかというのは想像するにたやすいかな。
この世に絶対という言葉はないように、突然何かしらのトラブルが発生する可能性がある以上、そのリスクマネジメントは必要だなと思いました。
今更語る必要もないですが、ネットへの依存度は数年前とは比べようもなくこれから益々高まっていくのでしょう。
今回はネット接続以外に音声通話そのものもダウンというとんでもない状況になり、完全なスタンドアローンになった人がいったいどれほどいたんでしょうか?
待ちゆく人を見ていたら、スマホをいじっていない人がいつもより多くは感じましたし、特に混乱しているような感じでもなかった。
ということは、過度の依存は無いほうが本来の人間性というか、今のネット環境のインフラが確立される前のある意味健全な?状態に戻れるんだろうかと思いつつ、今更、アナログ以前の環境では当時とは情報量が違い過ぎて仕事にならないわけで、果たしてどの方向に人類は進むのが良いのだろうかなんてコーヒー飲みながら考えちゃったわけです。
スマホが手元にあるのがごく普通になり、ボクも今ではスマホがまだない時代をどう過ごしてきたのか、そしてガラケーという移動通信端末を手に入れる前にはどうしていたのかなんてもう思い出せません。
間違いなく思えるのは、一度快適な生活環境を知ってしまうと、それ以前にはなかなか戻れないということ。
これからも人間はどこまでもその利便性を求め続け、発展してゆくのでしょう。
その先がどうなるのか?
本当に電脳化や義体化が起こるのか?
いつか起こるであろうシンギュラリティ(技術的特異点)が何をもたらすのか?
そして、ある意味この快適な生活は薄氷の上を、薄皮一枚繋がっている極めて脆い状態なんだということを身をもって体感しました。
ドコモ、auユーザーも他人事じゃないですからね。
まとまりませんが、タリーズのWi-Fiの通信速度が遅すぎて、快適さに慣れ過ぎてしまったボクの脳ミソがそのラグを認めてあげていいんだよって認識するのに時間がかかるのでした。
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