ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
独立起業するに当たって、誰もが考えることがあると思います。
ビジョンであったりミッションであったりという言葉です。
使命や展望を考えるのもいいですが、創業当時のボクはそんな崇高な目的を持っていたわけではありません。
それ以前のもっと根源的な、本質的なことを考えていました。
ボクはそれを「あり方」と表現しています。
そしてボクにとってのそれは何か?
「自分を大切にすること、家族を大切すること」
- 自分を理解し自分を肯定して自分を認めてあげること
色々な場所で色々な人とお会いすると自分で自分が見えていない人が多いような気がします。
無論ボクが見えているかどうかと言われれば、そうではないでしょう。
自分の苦手で見たくない部分には蓋をしていることを自覚しています。
ただそれを自覚して、それらも含めて自己肯定してあげられていることが今の自分には出来ていると思っています。
起業を志している場合には何かしらの準備ないし勉強をし、そしてマインドセットといいますか、ビジョンやミッションを高く掲げていらっしゃるのでしょう。
正直ボクはそんな準備などせずにスタートしてしまったので、念入りに準備をしている人ってすごいなと思いつつ、本当にビジョンって何だろうかとも思うのです。
だって自分で自分ことが見えてないのにビジョンなんて見えないですよね。
もしくは自分で見えているフリをしているだけで微妙にごまかしている状態も同じ。
起業するということは、何かしらの組織から独立するわけで(そうではない場合もあるでしょうけど)そうなったときには後ろ盾はなく、すべての決断、行動に対して自分が責任を取るということになります。
自分を見つめていることが出来ていないと微妙に当初のビジョンがズレていった時に(そんなの当たり前なんでけどね)その場で切り替えられなくなるような気がします。
自分のことを過大評価しているとかね。
大きなミッションのために自分は動いているとか。
そして独立という自由な環境をいつしか窮屈な状態にしてしまうのではないかなと。
ハッキリ言って当初自分が想定している通りになんていかなし、そもそもその想定していることなんて実際に起こる事象からすれば極めて浅い程度が知れているということが後から考えればよくわかります。
とりあえずやってみる、ダメなら変えればいいんだからね。
ボクの場合は手探りでここまで来て、実際にボク自身がそう経験してきて、また周りにいる人たちを見てきてそんな風に思うのです。
それで最初に書いた自分のあり方を思い出してみたのです。
「自分を大切にすること、家族を大切にすること」
ボクは孫さんやジェフベソス、イーロンマスクのような器があるわけではない自覚はあり、その生き方をしたいわけではなく、まず今まで生きてきた自分を認めてあげて、自分を大切にしてあげたいから独立したんだなって、家族を犠牲にして社会を良くしようなんて思ってないってことを改めて自覚したかなと。
一昨日に久しぶりにそんなエネルギー溢れる方のトークセッションを拝聴しながら、実際に自分に起きてきたこととダブるところが多々あってとても面白かったです。
現実に結果を出されている人は、思慮深く、思いやりを持ちつつ、場の空気をしっかり読みながら、笑顔で本当にフレキシブルに即断即決で動いていますよね。
もうちょっと歯の浮いたような良いことを書こうと思いましたけど、そんなリップサービス的なことを書くとが今回の参加された方に必要なことではないと思いましたし、ちょっと辛目なくらいが今のボクの立ち位置から見えたので、こんな感じになりました。
ボクとってはリフレッシュ出来ましたので楽しかったです。
お肉も美味しかったですしね!
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