ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
本当に暑い日が続いています。
毎年のように繰り返される観測史上初のとか、最高記録を更新したとか・・・
どこまでいけばいいのでしょうか。
行き着く先に何があるのでしょうか?
そこでふと思うこと。
シャツの枚数は足りていますか?
- ジャケットは必要なくともシャツは必ず必要です
正直東京は暑いです。
照り返し、エアコンの放熱、その他諸々により尋常じゃない暑さが続いている中で、ジャケットを着用しているとドン引きされてしまいます。
そういう時代です。
もう余裕をかましていられるような気候ではないです。
仕立て屋さん的にはせめて手に持ってもらいたいですが、もうそんな人も極めて少数です。
ジャケット無しというのは良くはないけど、致し方無いかもしれない。
今日はジャケットの話ではなくて、シャツのお話。
ジャケットは必要なくてもシャツは必ず必要です。
裸族でビジネスを切り抜けることは現状不可能でしょうし、最悪お縄になってしまいます。
本当に使えるシャツの枚数は足りていますでしょうか?
- シャツはスーツよりも早く傷みます
そもそもですが既に寿命を迎えているシャツを使い続けているってことないでしょうか?
襟まわり、袖口がボロボロになっている、サイズが根本的に合っていない、着心地が気に入らない、まだ全盛期のホストみたいなシャツがあるetc・・・
もう駄目だと思いつつもクリーニングの無限ループに放り込んている人は案外多いとボクの経験則では思っています。
もう着たくないシャツは断捨離しましょう!
断ち切りましょう!
また、シャツは当然ながらスーツよりも早く傷んでしまいます。
肌着を着用しようがしまいが、肌に直に触れる衣類であることは間違いありません。
この時期は言う必要もありませんが、大量の汗によって傷みます。
汗は酸性ですから少しでも放置してしまうと黄ばみの原因になりますね。
かといって少ない枚数でフル稼働をしていると、今度は洗濯しすぎて痛みます。
洗えば洗うほどリミットへのカウントダウンが早まってしまいます。
スゴイ人は週3日でローテーションされているそうな。
どんなに耐久性重視のシャツだったとしても、普通の3倍以上のスピードでヨレヨレになってしまいます。
気にったシャツを長持ちさせるにはどうすればいいか?
答えは簡単です。
枚数をしっかり確保することです。
- 最低2週間分は欲しい
理想のローテーションを組むなら、最低2週間分は枚数が欲しいところです。
週5日であれば10枚あると理想ですよね。
それは全部お気に入りだったりもう言うことなしです。
いつでも快適に完璧に完全に着こなせるわけですからね。
そして、クリーニングの遅れなどの不測の事態にも耐えられますし、メリットはあってもデメリットはないのです。
逆に枚数が増えすぎると出番が無くなって、結局使わずに放置するシャツが出てきます。
収納に余裕があればよいのですが、そうでないなら一か月に一回出番が来るかどうかという枚数は必要ないと思います。
それより、まずはガチで使えるシャツを2週間分揃えませんか?
シャツ一枚でなんでもこなす時代ですから、そのシャツ姿でどんな人なのかを判断されてしまうということです。
そのたった一枚のシャツで人生の流れを変えてしまいましょう。
それも良い方向にね!
最新記事 by 土方 洋 (全て見る)
- 新年をどのようなスーツで迎えるのがよいでしょうか? - 2024年11月22日
- コンパクトな臼引き電動コーヒーミルが超絶オススメ! - 2024年11月21日
- フランネルの季節がやってきましたね! - 2024年11月20日
- チェックするときは紙を未だに使います - 2024年11月19日
- なかなかに暖かいですが今度こそ寒くなります! - 2024年11月18日