お悩み事を解決することを忘れて売り込んでも決まるわけはない

ターナー（土方）です。

ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。

たまにはほんのり辛口シリーズを。

仕事柄色々なツールで営業がやってきます。

電話であったり、FAXであったり、メールであったり、SNSであったり、リアルで対面であったり・・・

基本的に会ったこともない人からアポのなしでやってくる電話やその他の通信手段での営業でそこから何か発展することはボクの場合は100％ないです。

だってそのサービスや商材を求めてないから。

必要ないから。

SEO対策はされていますか？とか丁度今キャンペーンやっていて～とか、別にいらないから。

税理士を紹介しておりまして～、光回線でお安くなりまして～とか、頼んでないから。

ホントそうだと思いません？

誰かしら引っかかるのかもしれないですが、ボクには不要なのです。

だって必要なことは自分で取りに行くから。

では、何のための営業活動なのか？ってその根本が抜け落ちちゃっている人が多くないでしょうか？

距離感って大事でしょう？

SNSがごく普通に普及した現在ではごく自然にやりとりがしやすいですよね。

お互いに知らない者通しなので、一度キチンとお話しましょう、っていうコンタクトは取りやすいじゃないですか。

だからこそ気配りというか、距離感ってとても大事ですよね。

だって知り合いでもない誰かのレベルなんですからね。

ボクの場合ですが、営業支援スーツというキーワードでやってきて、何故か根掘り葉掘り聞いて、良かったら作ってもいいかと考えているとかをチラつかせながら、いつの間にか売込みが始まるパターンが多いでしょうか。

そもそもですが、そんな気もサラサラないのに勝手に商談モードで話をしている段階ですでに破綻していますよね。

別にボクとしても、スーツを作ってくれなんて頼んでないし。

それがどの業界なのかは言いませんが、ボクの経験則で言わせてもらうと、この人成績悪いんだろうなって思う。

空気読まなさすぎというか、距離感分かってないというか、何故かスーツを作ってやってもいい等と微妙に上から目線で、そういう人はほぼ間違いなく装い全般NGだったりする。

そのくせなんでボクのスーツを着る人は成績上がるんですか？とかノウハウばかりを知りたがる。

営業支援スーツとは着るだけで結果が変わるというような魔法のアイテムではなくて、当たり前ですけど、それによって本人自らが振る舞いを変えなければ何も起こりません。

今ある自分の価値観の都合の良いところは何も変えずに、ボクのスーツを着たとしても変わらないし、そもそも変わる意思がない段階でその責任に対してボクのスーツという逃げ道を作っているので、出来れば関わりたくはないと感じてしまうわけです。

ちょっと辛口ですけど、これ人間の営みの真理でしょ？

物凄くシンプルですが、お悩みを解決することではないですか？

どんな職業でも業界業種問わず、ニーズがあってビジネスが発生するわけですよね？

そして今の時代、十二分にモノもサービスも満ち足りているわけですから、特段困ることもないわけですよね。

でも、もしかしたら人に言えない悩みであったり、ちょっとした困りごとって誰しもあると思うのです。

でも、知り合いでもない誰かレベルの人にそんな相談もしないし、そもそも心打ちとける間柄でもないんですから、そんなふとそう言えばって気が付くこともない。

伝わってます？

営業のヘタな人って、そういう売込みするから嫌われちゃうんだと思いますよ。

ボクがデカい口を叩けるような器の持ち主ではないですが、ちょっとね、必死なのは分かりますけどね。

その不器用さも逆手にとった良い方向の営業活動をしてもらいたいと思うであります。

無論、営業支援スーツを着てもらってね！

この記事を書いた人
最新の記事

土方洋

「私の役割は、オーダースーツによって自信をつけていただき、成績をあげていただくこと」をミッションに掲げ2014年11月創業する。独自の採寸には定評があり、また圧倒的な提案力でその人の魅力を最大限に引き出すことに全力で取り組んでいる。土方が生み出すスーツは、スペックやブランド至上主義のオーダー業界とは一線を引く、「体験」を売る独自の手法をとる。オーダーをすることの工程そのものを楽しむことから始まり、完成してからも楽しめるのが特徴。ココアッソは手間のかかるオーダー屋です。そのかわりに、あなたの気分がよくなる、あなたの成績がよくなる、あなたの評価がよくなる、そんな一着を仕立てる。を口癖にしている。