ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
クールビズ商戦が始まってるそうですね。
クールビズ、いつのまにか夏の仕事服のことを総称した言葉として認知されていますよね。
もう夏とか関係なく、スーツ着たくない人は年中クールビズという言葉で通じる時代ですね。
そんなクールビズを商戦という表現自体の意味ももうわけがわからないですけどね(苦笑)
クールビズって何か覚えていますか?
クールビズとは、地球温暖化を防ぎましょう!
その為には二酸化炭素を減らしましょう!(当時の世界情勢ではこの話題が多かったのをおぼえますか?)
その為に出来ることは電気の使用量を減らそうよ!
じゃあ、エアコンの電気代減らそうぜ!
なんかオレ達(環境省)が音頭取ろうぜ!
名前はチームマイナス6%にしようぜ!
なんか盛り上げる為に名前を公募しようぜ!
で、採用された造語が「クールビズ」
今では老若男女問わず、とりあえずこの言葉だけで何か意思疎通が出来る位に日本語になり、文化として定着しましたね。
そしてこの話題の記事が配信されるとネットでは相変わらず、スーツやネクタイの存在自体を否定する人達がわいわいしています。
- クールビズとは「夏の軽装化」という意味です
ですから、スーツでなければいけない理由なんてないんです。
ポロシャツだろうがタンクトップだろうが、短パンにビーサンでもいいじゃないですか。
それが生業として成立しているなら、スーツの方がおかしいでしょう?
Tシャツでいい人が無理やり着たくもないスーツ姿になる方がみっともないですよね。
生活に支障がないなら、スーツは廃止でいいんですよ!
仕立屋さんであるボクが言うのですから、いいんです。
ホントとことんラクに快適に過ごしましょう!
いっぽうで万人ではありませんが、スーツという世界共通の身だしなみが認知されている服装が必要な職業や立場もあるわけです。
- ハンパなだらしないだけの着こなしとクールビズは同じではないですよね?
スーツを着用するべき人が中途半端にだらしなくするのがいただけないだけです。
所作までだらしなくなってしまって良いわけはありませんよね。
どうせスーツっぽい格好をするなら、カッコいい方が良いと思います。
もう死語ですけど、クールとはアメリカ語でカッコいいという当時のスラング的な意味合いがあるから採用されたんですよ。
ただ単に涼しければオーケーって事じゃないのです。
「涼しげでカッコいい仕事服」がクールビズの真の意味です。
クールビズ商戦なんて言葉に踊らされる人はもういらっしゃらないでしょうが、そんな商戦なんて気にしなくていいのです。
自分の生活環境に合わせたクールな服装にして下さいね!
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