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多様な価値観が混在しているのが今のスーツ事情です

ターナー(土方)です。

ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。

2018年現在のスーツ事情についてのお話。

なにも今年に限ったことではありませんが、特に近年は多様な価値観が混在しているといっていいでしょう。

表現を変えれば正解がない時代とも言えます。

 

  • スーツはスーツでも色々なスーツが存在する

昔から色々なスーツが存在していたのは変わりがありませんが、近年のスーツ事情は昔と違ってある程度目安となる正解のような何かがない軽いカオスな状況にあるといっていいでしょう。

だってわけわからないと思いませんか?

雑誌を見ようがWEBで調べようが、当たり障りのない薄い内容の記事で何を言いたいのかわからないものばかりではないでしょうか。

しかも毎号言っていることが違うし。

もっと言えば広告欄ごとにセールスポイントがみんな違うから、混乱しませんか?

昔に比べてこれを選んでおけばいいという指針となるべき方向が今のスーツ業界では見つけられていないからなのです。

少し前は、様々なキーワードがあったのを覚えていますか?

イタリアンクラシコ、トラッド、モード、黒いスーツ、美脚、着丈短い、三つ釦、ベネシャン、トリプルタック、紺ブレ、ボタンダウンシャツ・・・

順不同ですけど、その時代に何かしら指標となるそのキーワードがあったはずです。

そして何らかの形でその影響を受けてきたはずです。

もしかしたら今でもその影響を受け継いでいるかもしれませんね。

では、今現在である2018年はどうでしょうか!?

何かキーワードは思い浮かびますか?

 

  • マーケッターが作り上げてきた仕掛け不在の現代

今までは誰かが仕掛けをしていたんですね。

突発的なムーブメントが湧き上がってくることもありましたが、業界の誰かが何かをしているからその時代のキーワードが生まれてきたわけなのです。

マーケッターという職業が花形でしたからね。

今はそんな仕掛けが通用しない時代なのです。

そもそもスーツ市場自体が毎年縮小しているのですから、大掛かりな拡大戦略を打ち出すようなことをする体力何てもうアパレル業界にはないわけです。

だから散発的な各々が色々な解釈で打ち出してきたから、今日のようなユーザー不在のカオスになっているというわけですね。

だから、何を選べばいいのか分からないっていうのは、買う側の意識の低下とかダサいからとか、着こなしに興味なさ過ぎとか言われていますけれど、本質的に見るとそうではないということなのです。

指標が無い時代にしてしまった業界に責任がある。

服飾とは文化ですから、当然スーツでもそれは当てはまります。

ブームではありませんが、時代を表現するツールとしてスーツという存在の立ち位置をしっかり作り上げようとしてこなかった感が否めないですよね。

だってスーツ着ることがイケてないじゃんってことになってません?

若い子じゃなくて、いい年した大人がクールビズ病でやられちゃってますよね?

スーツを着用しなくていい職業ならいいですが、そうではない霞が関の人がアロハで快適です!では示しが付きませんからね。

 

  • 今の時代は答えは一つじゃなくて正解

ということで、スーツを取り巻く環境は一人ひとりみな答えが違います。

ただスーツを着ていればいいのであればそれもまたいいでしょうが、もう一歩踏み込むのであれば目的を明確にしたほうがいいでしょう。

職業、立場やあり方を今この瞬間どう表現したいのかをキチンと定めるということです。

単に生地の色や柄を選べばいいわけではなくて、シルエットも誰かが来ていたから真似すればいいというわけでもないのです。

自分の個を引き出すスーツはその先にあるということですね。

そしてそれはみんな違うのです。

答えを導くためにガンバリマス!

ということで、そんなスーツをカウンセリングしながら導き出すのが営業支援スーツですね。

ボク自身がその軸をブラすことなく、正しくまた常に微妙に変化していく時代を加味修正しながらお伝え出来るように頑張ります!

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「私の役割は、オーダースーツによって自信をつけていただき、成績をあげていただくこと」 をミッションに掲げ2014年11月創業する。 独自の採寸には定評があり、また圧倒的な提案力でその人の魅力を最大限に引き出すことに全力で取り組んでいる。 土方が生み出すスーツは、スペックやブランド至上主義のオーダー業界とは一線を引く、「体験」を売る独自の手法をとる。 オーダーをすることの工程そのものを楽しむことから始まり、完成してからも楽しめるのが特徴。 ココアッソは手間のかかるオーダー屋です。そのかわりに、あなたの気分がよくなる、あなたの成績がよくなる、あなたの評価がよくなる、そんな一着を仕立てる。を口癖にしている。

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