ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています
改めて自ら起業し、自らの意志で事業をすることの意味を再認識しています。
何らかの形で組織に携わる形でお仕事することはとても大切です。
みんな一人ひとり、持って生まれた天命があるのだと思います。
仕事という意味においては役割、役目があるはずです。
それを全うするのは素晴らしいことです。
かつてはボクもそうして勉強をさせて頂きました。
そして今は自分が事業主として独立し運営しています。
やはりそれが天命だと思い起業したことは間違っていなかったし、自分が生きていく上でやりたいことはこれなんだと再認識しいています。
先日遠方からお越しいただき、それを実感しています。
日帰りで行って帰るレベルの距離ではない場所でありながらご夫婦でいつもお越しいただける方から、こんな一言が記憶に残りました。
「土方さんがいなくなると困ります」
改めてこの仕事していて良かったと思えるし、そしてこれがボクの天命なんだなって思うのです。
スーツなんて、それこそどこでも手に入ります。
オーダーという名前であってもそれは同じです。
スマホでオーダースーツで検索すれば山ほど情報は出てくるでしょう。
にもかかわらず、ボクを必要として頂ける。
これほどうれしいことはないですよね。
そして、奥様から恵比寿で気になる日本料理のお店があるとのことで、ご馳走にまでなってしまい、恐縮です!
色々な意味でそれもまた勉強になる部分が多々ありまして。
そもそもそのマニアックな裏路地にあるそのお店、まず普通では気が付かないし、気が付いたとしてもスルーしちゃいそうな入りにくさ。
しかしながらなぜにそのお店が気になったのかというと、奥様のご友人がFacebookで絶賛していたからなのだとか。
SNSが消費に影響しているっていうのは本当ですよね。
ということで、そのマスター(大将?)にお話をお伺いすると、まだ30代。
しかしながら正しく修行した言葉遣い、物腰、気配り、そして技、なんといってもその人柄がいい。
そして、起業したのが昨年の11月とフレッシュな状態でした。
そして、そのお店のオーナーとしての誇り、プライド、そして正しい商いとしてのモチベーションや想い、アツさ、一国一城の主であることの充実した気持ちと一抹の不安が入り混じっている心境も包み隠さず告白されていました。
自由と責任
そんなお話だったでしょうか。
ボクと同じような本物の志をもった若きマスターとも知り合うキッカケまで頂き本当に起業することの楽しさ、改めでボクという人間が何らかの形で必要とされていることを実感しているわけです。
起業する、会社を立ち上げる、事業主になる、経営者となるなどなど。
表現する言葉は様々ですが、その本質をキチンと理解していないと、誰からも相手にされなくなってしまうのでしょう。
その事業に対する想いなどないような存在では、そもそもその経営者としての資質がないでしょうし、自分が立ち上げたわけでもないのにさも自分の手柄のごとくなんでも自慢ばかりしているようでは、行き詰るのは当然なのかもしれません。
改めてこう思います。
ボクでなければならない仕立屋さん、それこそ星の数ほどいるテーラーの中でもボクでないといけない理由というのが、ボクが存在する理由であり、ボクの目的なのではないか。
そしてそれがボクの生き様であり、ボクのしたいこと、やりたいこと、楽しいこと、目標とするところだということ。
美味しい日本料理を頂きながら、談笑している時にそう思うのです。
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