ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています
無くなっても気がつかない店か、無くてはならない店なのか?
インフラが充実し、便利で快適な世の中ですね。
そんな世の中でふと街を見渡すと、気がつかないうちにお店が無くなっているのを気がつく時があります。
もうちょっと言ってしまうと、それすら気がつかないお店があります。
チェーン店だろうが個人店だろうが消えるお店は消えて行きます。
様々な諸事情によりやむを得ない場合がありますからね。
そんな時、惜しまれるのか、はたまた存続運動が起こるのか、無くてはならない存在になっている、またはもうインフラの一部になっているなどの思い入れのあるお店ってありますよね。
これって言葉にするととても簡単で当たり前で、商売ではもう答えそのものですよね?
愛されてますか!?
なんだか表面的には、みなさまのお役に立ちます、地域社会に貢献します、社会を変えていきます的な善を謳う広告のような発信を目に耳にします。
もうボクのブログを読んでいらっしゃる方はここまで書けばお分かりですよね?
愛されてないでしょ。
オーダースーツ 屋さんも言うに及ばず、どんなお店、企業、サービスもその裏を見透かされているし、見透かしているのではないでしょうか?
それを見透かした部分と自分の利用したい利便性を天秤にかけて、それでこんなものかと妥協点を見出した時にそのサービスを使おうって思うんじゃないでしょうか?
どうしてもそこを利用したいと思う気持ちよりも、この程度でいいやって気持ちってありません?
それを見越したうえでのサービスもあると思いますよ。
待ち合わせまでの時間調整のために利用するお店とかとっても便利ですからね。
- でも、世の中そうじゃないお店がとても多い気がするのです
別にそこにあろうがなかろうがどうでもいいかな?って思っちゃう、もっと言ってしまうとあと半年で居なくなるだろうなんて思われているところや、もっというと、無くなってその存在したことそのものすら記憶に残っていないとか。
みんなそう思っているところあるでしょう!?
そこらじゅうにあるショッピングモールを回るときっとそう感じているはず!
ようはその店でなくても何ら問題はないって思われているのが問題じゃないかと。
インフラやライフラインに直結するような業態以外は、正直どうでもいいって思われているのではないか?
それはなぜかというと、その裏側にある腹黒さが見透かされているから。
もうモノとかサービスが足りない時代ではないですから、利き手を隠して腰を低く、お客さまの為に誠心誠意、真心こめてご奉仕致します的なその何かのサービスないしその商材はこの世の中に対して何の社会的な責任を負う様な、世の中をより良くするような使命もなく、ただ漫然と20世紀の成長化時代のコピーを使いまわしているだけにしか見えなくて、それはどういうことかというと「儲けることが最優先です」って宣言していることにほかならないのではないですか?
ニコニコしながら戦いだ!追撃の手を緩めるな!なんてことをみんな分かっているではないですか?
そしてそれを利用する人は、それでなければという思いよりも、これでいいやっていう思いではないでしょうか。
そこには愛ではなく、金銭の授受だけでしかない。
そしてその等価価値すら感じなければ、そのまま退場となるわけですよね。
ボクはお店ではないですが、一企業としてその存在をどう思われているかをもう一度しっかりと見つめていきたいなと、ふと思うのです。
スーツでカッコよくなって成績上げるお手伝いとか・・・(苦笑)
こんな文言では、どうせただのしょぼいオーダースーツ屋でしかないですよね(苦笑)
たいそうなキャッチコピーを謳うスーツ屋ならそこら中に溢れかえってます。
それらとたいして変わらないんですよね。
はたから見たらみんな同じに見える。
どうせ、その程度だろ?ってこと。
- 愛!
そうボクはもう少し愛に生きようかと思います。
これふと思ったんです。
愛することをしなければ愛されないですよね。
愛してもいないのに愛してくれってそりゃおかしいだろってことでしょう。
ということで、愛される仕立屋になれるよう精進いたします。
愛してくれと言いませんが、みなさんを愛します!
よろしくお願いいたします!
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