ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
今日は基本的なコトを学んでおきましょう!
案外わかっているつもりでも意外に正解を知らないことってありますよね。
ついつい見様見真似でやっているつもりでも何がが違ってるってことがあると思います。
そんな着こなしのおさらいをしておきましょう。
- まずは間違い探しです
もっともタイトルがそのものなんでもう分かっていると思いますけど(苦笑)
正解はもちろん真ん中ですね!
そうです、フロントボタンは一つだけ留めましょう!
以外にこれ以外の留め方をしている人が結構いらっしゃるのです。
最近の傾向はボタンを留めない人がとても多いんですけどね。
いつでもどこでも留めないことが普通になっちゃっているってこと。
クールビズ=だらしなくて構わないって思いこんでいる人が多いのでしょう。
それが習慣になってしまっていますね。
そしてもう一方でボタンと言うボタンを全部留めないといけないと思い込んでいる方も意外に多いのです。
基本は一つだけ留めるようにしてみましょう。
2つボタンのスーツなら上のボタン、3つボタンのスーツなら真ん中のボタンのみを使います。
それ以外のボタンは飾りボタンだと思いましょう。
そう飾りなんです。
「あんなの飾りです。偉い人にはそれがわからんのですよ」くらいの飾りなんです。
留めないと80%の出力しか出せないと思いますけど・・・
「80パーセント? 冗談じゃありません。現状でジオングの性能は100パーセント出せます」くらい正解なのです。
これを踏まえてもう一度見て見ましょうか。
きっと先程とは違った印象になっているはずです。
どうですか?
外しっ放しは論外だとして、2つボタンのジャケットだとすると下のボタンは留めてキレイに収まるような構造にはなっていないのです。
外した時にキレイに収まるようになっているのですね。
- まとめ
ボタンは基本留めましょう!
外していいのは座っている時だけです。
それ以外は一つだけ留めること。
座っているところから立ち上がった時にさりげなくボタンをスッと留める仕草を身に付けてみましょう。
これが出来るようになるととってもセクシーに見えますよ。
うまく使いこなせるの不安かもしれませんので、最後に整備士のこの言葉を送ります。
「どうも。気休めかもしれませんが、大佐ならうまくやれますよ」
グッドラック!


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