ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
変化に対応出来るものだけが生き残れる
こんなようなことを誰もが一度は聞いたことがあるでしょう。
そうダーウィンですね。
最も強い者が生き残るのではなく、
最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一生き残るのは、変化できる者である。
ビジネスの自己啓発系でよく使われている言葉です。
正式にはダーウィンはこんなこと言ってないんですけどね。
そもそもダーウィンの書籍である「種の起源」では進化という言葉すら使ってないんですけどね。
それが段々と都合のいいように解釈されて辿り着いた言葉がこれってことです。
またダーウィンは変化せよなんて言ってないですからね。
では、パチモンだからどうでもいいのか?と問われればこれはこれであながち間違っていないと思うのです。
生物学的な進化論を論じるのじゃなくて、あくまでも現代ビジネス上の変化には対応していかねばならないと言いたいわけなんです。
ボクは生物学者ではなくて営業支援スーツという仕立屋さんですから。
- ヒジネス環境は気が付かないうちに変化しています
自然環境と同じように唐突に変化しているのではなくて、緩やかに変化してきています。
生物はその環境の変化に遺伝的な変異を少しづつ蓄積しながら有意な進歩をしていきます。
その中でも生き残れるものもあれば淘汰されるものもあります。
ビジネス環境においては自然よりも過激に環境変化が起こっています。
ボクのカテゴリである装いの分野においては、ファッションとは違う分野ですが文化(カルチャー)という側面もあり突発的な突然変異も起こしやすく、特に変わりやすい。
問題はその変化に気が付いているかどうか?
この変化に反応している人とそうではない人が確かに存在しています。
仕立屋さんですから、それは確実に見える部分なのです。
特に長年アパレル業界にいると、そして自分で会社を立ち上げておりますとその辺りがよく見えます。
- 男性はどこかのタイミングで影響を受ける服装で変化が止まってしまう場合がある
これがどのタイミングで起こるかはその人の生活環境によってかなりの差異はあります。
年齢、年代など特定の段階で突然変異的な洋服文化が染みついてしまい習慣化する、または職場環境への適応からそれが習慣化してしまうといったことです。
これは何も服装に限ったことではなく、髪型であったり、小物類であったりも同じようなことが言えるはずです。
未だにバブル時代の髪型をしている人を見かけるでしょう?
そういうことです。
これは服装に対する変化を拒むというある種の生存本能とも言うべき反射的な生理機能が関係しているかもしれません。
その環境に適応している以上それ以外を排除したいという生存の欲求そのものでしょう。
しかしながら、もう一度言いますが生物学ではなく、仕立屋さん目線から見るビジネス環境の変化のことですからね。
あえてメンドクサイ書き方をしていますので、もうちょっと分かりやすく書きますとこうなります。
「その格好、もう時代じゃないですよ」
- 今はビジネス環境は急激に変化しています
これは間違いない事実です。
男性はとかく興味がない分野、苦手な分野には耳をふさぐ、目をそむけたくなるはずですが、確実にそれは起きていますよ。
掻い摘んで一言で説明します。
「だらしない恰好が嫌われる環境に変化している」
もうクールビズだかウォームビズだかそんな言葉の時代じゃないですよ。
いつまでもだらしない、ルール無視の自分がラクならいいやって服装は通用しなくなっていきます。
ゆでガエルになる前に、その頑なに変化を拒む部分を柔らかくして変化させていきましょう。
何万年という途方もない時代を経て変化していった生物の自然環境のへの適応と生存とはわけが違います。
気が付かないかもしれませんが、服装から見たビジネス環境は毎年、下手するとそれ以上のペースで常に変わっています。
変化に対応出来るものだけが生き残れる
これは真理でしょう。
そんなことはわかっとるねん!
どうすればいいじゃい!
となるわけで、そういうことをボクがお手伝い、サポートしているわけです。
それが他にはないであろう営業支援スーツですからね!
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