ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
良いばかり並べたてるよりも、失敗も含めて正直にさらけ出したいなと思う今日この頃です。
スゴイ自慢ばかりが目立ちすぎると、あぁ承認の欲求が強いんだなって思います。
どうしても世の中から認めてもらいたいって気持ちが強いんでしょう。
また弱みを見せたくないし、それにつけこまれたくないってこともあるのでしょう。
何となくネットショップで買い物をしようと色々調べている内にふとこんなことを思っちゃいました。
- 恐るべき速さでなんでもボタン一つでお買い物が出来る時代になりました
もう誰もが一度はネットでお買い物をしていますよね。
スマホやPCでポチポチするだけであとは待てば品物が届くのを待てばいいだけですからね。
単なるモノを買うならもう手間をかけてお出かけする理由すらなくなっていますよね。
ちなみにボクの場合はオーダーメイドであり、営業支援スーツという性質上ネットのみでは成り立たないんですけどね。
その人のことを知らないと先に進みません。
ただのモノとしてのスーツではなくて、その人にとってのそれ以外の何かを感じ取ってもらいたい部分がキモだと思っていますし、その結果としてその人の人生において装いという観点からビジネスであれ、婚活であれ、就活であれ、プライベートであれ何かしらのプラスになってもらいたいってことが目的になっていますし、それがボクのココアッソの使命、そしてやりたいことだかあですけどね。
その為にはボクはボクのことを知ってもらいたい。
表裏なく包み隠さずボクという人間を知ってもらい且つボクという人間を認めてもらえるようにさらけ出しています。
モノとしてのオーダースーツというのは、ボクでなくとも星の数ほど存在します。
資本力のある大手企業のスーツとボクのココアッソのスーツも、単なるモノとしてのスーツであるならば、見分けがつかないでしょう。
むしろキチンとブランドがあるほうが安心感があるでしょうね。
だってそのブランディングの為に巨額の資本を投入していめーじを築き上げてきたわけですからね。
ボクが思うのはそんな良いことばかり並べたてられた画面上のある意味仮想空間で、自慢ばかりしていてもボクには響かないんですよね。
ボクが買い物をしようと探し物をしていると、やっぱりブログなどを更新しているところが気になります。
だいたい自慢かすごい結果出してます系、一言二言商品紹介系、あとは更新が途切れて音信不通系でしょうか。
音信不通は放っておいて、自慢ばかりが先行してしまうと、しかもその人ではなくて会社としての言葉になっちゃうと胡散臭く感じてしまうのはボクだけでしょうか。
弊社は~、当店は~的な人が見えない自慢はなかなかボクには通じないのですよね。
人によってはそこに何か感じる人もいらっしゃるのでしょうけど。
- ボクはあるがままを知ってもらいたい
ボクは仕立屋さんとして、アパレル業界で修業を積んできたプロです。
膨大な人数をお見立てしてきたからこそ、実践を経験してきたからこそ今こうして営業支援スーツというオーダースーツを作成しているわけですが、その前にボクと言う人間を知ってもらいたいと思っています。
ボクは超人でもなければスーパーマンでもない、一人の人間です。
ミスや失敗も沢山経験してきた普通の人間です。
どちらかというとぐうたらでめんどくさがり屋で、人見知りする人間です。
それもわかっていただけてこそ、人と人としてのお付き合いが出来るのかなと。
極めてクラシックな考え方かもしれませんが、ボクはそういう付き合い方のスーツをお仕立てしています。
それがボクが存在している理由なのではなかろうかと。
ふとネットで買い物をしようとして調べ物をしていた時に思ったのは概ねそんなことです。
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