ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
仕立屋さんとして大切なこと
どのお仕事でも言えることですが、一番コアの大切にしている部分ってあると思います。
ボクの場合はオーダースーツを仕立てていますが、その中でブレないことがあります。
それは、正直であるということ。
- オーダーメイドは魔法のアイテムではない
世の中には調べれば実に沢山の仕立屋さんがあることに気が付くはずです。
よくよく見れば、ものすごい誇大広告がバンバン入ってきます。
満足度NO1とか必ずや理想の一着にお仕立てしますとかね。
ボクはそれは言い切れない、いやむしろそんなことは言えない。
オーダーメイドは魔法のアイテムでもなければ、映画、漫画、アニメの世界のモノでもない。
そこにある現実であり、出来ること出来ないことがあります。
だからボクは常に正直にお話をしています。
出来ることに関しては、プロとして全力を尽くします。
そして、不可能なことは正直になぜ不可能なのかをご説明をします。
確かに腰を低く、揉み手で売ったもん勝ち、数字が予算が利益が全てという論理もありますし、世の中には人を騙してでも自分だけが上手く儲けられればいいという人間がいるのも嫌というほど見てきました。
否定はしませんけど、絶対に関わりたくない。
勝手にやってくれ。
ボクはそうやって騙してまで、ごまかしてまでして仕立てたくないのです。
ボクの心が拒絶反応を起こすのです。
その仕立てた一着でその人の人生が変わるかもしれない。
ファストファッションの激安品ではないんです。
それがオーダーメイドなのです。
正直にご説明をしてご納得していただき、ダメなのであればボクではお役に立てなかったということ。
そしてそれでも仕立てたいという人には、ボクは全エネルギーを使ってその想いをカタチにしていきたい。
ボクはそういうお付き合いをしている仕立屋さんです。
そんなに偏屈者ってわけじゃないんですけどね(苦笑)
ボクは正直にお話をしている仕立屋さんです。
そしてこれは今までも、これからもブレることはなくこの方向で進んでいきます。
それはボクがもっとも大切にしていることだからです。
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