ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
先日ボクの師匠である藤村先生の書籍が発売されました。
【安売りするな!価値を売れ!】
2011年に出版された書籍の改訂版です。
2011年に発刊された最初の初版はボクの人生に多大なる影響を与えて頂いたバイブル的な存在です。
今の自分のあり方を形成してくれたといっても過言ではない位重要な書籍です。
それが今回大幅な改訂、改筆が行われ実に8割が刷新、殆ど新刊といってもいい位の内容になっていました。
- 5年前に何をしていたか覚えていますか?
たった5年前です。
どんな生活をしていたか?
何をしていたか?
どんな本を読んでいたか?
そんなこと覚えていますか?
ボクの場合は今のスマホ生活と違って活字で書籍を読んでいる時間が結構ありました。
そして今回、デジタルデバイスが進歩している今に、あえて紙媒体で読むとまた違って感じる部分がありました。
- 5年前のボクはスマホを持っていなかった
ボクは5年前はスマホではなくてガラケーを使っていました。
当時はそれでも問題ないというか生活する上で困らなかったのです。
iモードで十分だったし、文章のやり取りはキャリアメールで十分だったのです。
だって携帯電話でしたからね。
携帯電話ということで遡れば、まだアナログフォンだったころは家電の子機くらいの大きさがありました。
電波も脆弱でアンテナ伸ばして広い場所で通話していたものです。
しかも通話料を気にしながら(苦笑)
それがデジタルフォンにかわり、折り畳み式で小型になり、液晶が大きくなり、いつしかカラー液晶になり、情報端末的な位置づけになっていきましたよね?
当時のボクとしてはそれで充分だったのです。
時間を使う方法は他にもいくらでもあったのですから。
- 朝晩の通勤電車の中で何をしていましたか?
さっきも申し上げた通りボクはガラケーでしたから、当時ボチボチガラケーだとちょっと恥ずかしいかも的な空気が流れ始めていたのを覚えています。
スマホをイジリ始めている人が幅を利かせてきている時代でしたよね?
だから当時は電車での移動の時間などは書籍を読む時間でした。
今では考えられませんが、ガラケーをイジルのが恥ずかしく感じる時代でもあったので書籍を読む以外に取り立ててやる事が無かったのです。
ですから、この記事を電車の中で書いているなんて当時は考えもしなかったのですね。
ホント覚えていませんか?
今現在はほぼ100%の人が電車の中ではスマホをイジってますよね。
いいか悪いかは別として、そういう時代になっています。
でも、昔は新聞を4つ折りにして読んでいるオッサン、週刊漫画を読んでいる兄ちゃんってけっこういましたよね!?
そして、ボクは書籍を読む時間にしていました。
- 活字を読むという行為にも意味があるような気がします
昔に比べて、今のほうが圧倒的に文字を読んでいるはずです。
少なくともボクはね。
スマホというデジタルデバイスによって、すさまじい情報量が飛び込んできています。
いつでもその情報が取り出せます。
そして、SNSを通じてありとあらゆる情報が伝えられてきています。
そのほとんどはボクは文字として受け取っていますから、恐ろしいほどに無意識のうちに文字は読んでいるのです。
問題は、ほとんどが流し読みであること。
瞬時に判断し、そのまま右から左に流れてしまっていること。
文字を読んでいるけど、デジタルデバイスではじっくり読むことをしなくなっていている気がします。
だからこそ、あえて活字で読む、紙の書籍で読むことには意味があるように思います。
だったじっくりと頭に落とし込みながら読むことが出来る。
そのあえて紙の書籍で読む時間を創出していることになりませんか?
スマホでサクッと読んで終わり!ってわけじゃなくて、そのための時間を確保するって重要じゃないですかね。
少なくともボクにとっては、書籍を読む時間というのがこの5年で激減していました。
あえてその時間を取りたいっていう気持ちが無かったというのが本音でしょうか。
それよりも常に何か新しい最新の情報が気になってしまいスマホをイジリたくなる。
紙媒体にも意味があるように思うのです。
- たった5年でボクの生活はかなり変わっていました
今回大幅な改訂版を読んで、まさにその通りだと気が付いたのは、まさにボクそのものが変わっていたからでしょうか。
だって生活そのものが変わっていますからね。
なにもこれはボクだけに限ったことではなくて、誰しも変化しているでしょう?
そして5年先はどうなっているのでしょうか?
ボクだけじゃなくて、みんなの生活が変わってきていることでしょう。
その時には、新たな改訂版?改訂版3.0?になっていくのでしょうね。
それはそれで楽しみです。
その変化に対応、アップデートする生き方をすればいいだけのことですからね。
そう、時代は動いているのですから。
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