ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
仕立屋さんとして装いで成績を上げてもらうことを目的にしているのが営業支援スーツです。
立場、役職、自分が何者であるのかを装いで表現すれば結果はついていきます。
装いとは、自分がどう思うかではなくて、相手がどう思うのか?ということなのです。
つまり、自分が相手からこう思ってほしいという姿をすればいいということです。
すごくシンプルに考えればとても簡単で当たり前のことですね。
しかしながら、実際には中々それを理解し実践出来ている人が少ないのです。
- 近年の夏における装いで自ら体験して思うこと
夏が暑いです。
暑いのは当たり前なんですが、その度合いが昔に比べて酷暑になっていますよね。
実際に出張や海外赴任をされているお客さまからお話を聞く限り南米、東南アジアより日本のほうが暑いと聞きます。
バックリ地域を差して比べても多少の違いはあるでしょうし、ボクは行ったことがないので何とも言えませんが、多くの人が同じような回答をされているのは間違いないでしょう。
人口増加、温熱効果ガスの増大、オゾン層の減少などによる温暖化による気候変動なのか、太陽のポールシフトによる磁場減少によって銀河系中心部からの宇宙線増大による地球深部の電子レンジ化の影響なのか、そんなことはボクにはわかりませんが、体感として確かに暑い。
どんな暑さかと問われれば、蒸し暑い。
湿度が高く衣服内温度が下がらずに体力が消耗してしまう暑さですよね。
ということで、ジャケットにネクタイ着用ではかなりキツイ。
というより、体調を崩す恐れがあることを自ら体験し、ムリをしてはいけないということがわかりました。
具体的に何が起きたかというと・・・
実は夏バテでヘタっていたところに夏風邪を引きまして、これが結構長引いてグズグズしていたところに、軽度の熱中症のような症状に陥りまして・・・
ムリ、無茶してはいけないという結論に辿り着きました。
- 装いは常に意識するべし!
装いはいわゆるマナーです。
その場にそぐわない着こなし、だらしがない恰好、清潔感にかける装いは敬遠されるどころか退場処分の対象となってしまいます。
であれば、常にジャケットを着用せねばならないのか?と言えば、その必要はない場合もあると思います。
全員が半袖シャツで許される場において、一人だけジャケットを着用していれば、装いとして成立するどころかかえって引かれてしまう可能性が高いです。
やせ我慢して、ゆでだこのような状況に陥り、笑顔が引きつってしまう、そして体調を崩してしまうなんてことになれば本末転倒です。
近年のこの日本における気候の変化は、一世代前の装いのマナーでは成立しにくくなっていると言わざるを得ません。
紳士たるもの、常にやせ我慢もいいですが、肝心なビジネスの場において、100%のパフォーマンスを発揮できない状況になってしまうのであれば、軽装化もやむなしといったところでしょう。
時代が変化している以上、その変化に対応したあり方があり、ビジネス環境もまたしかりでしょう。
だからといって、くれぐれも申しておきますが、単なるだらしない恰好を良しとしているわけではありません。
身だしなみは最大限の節度とマナーをもって挑みましょう!
今回身をもって、身だしなみと体調管理の両面で考えさせられました。
くれぐれも無理のないようにしていきたいですね!
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