ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
最近よく思うのですが、内に向けた顔と外の向けた顔が違う会社ってありますよね?
もう少し言い回しと変えると、最高の商品です、最上のおもてなしでお出迎え、お困りごとを全面的にバックアップさせていただき解決したします等々、いつも楽しく笑顔で気持ちよくお仕事しています的な表現を発信しているにもかかわらず、社内でめちゃくちゃ厳しいってやつです。
外ヅラは余裕で笑顔で全社一丸となって頑張ってますとうたっていらっしゃるところありますよね。
営業道とはなんたるかの悟りを得た人みたいな人がトップにいるところかが特にそんな感じがします。
でもね、内側をのぞくと・・・
「今月の予算どうすんだ?あー!?」
「言い訳はいいんだよ!どうするのかって聞いてるの?」
「今月予算取れなかったらどうするの?ね、どうするの?」
みたいな(苦笑)
こんな不毛な激ツメをしているところがまだあるじゃなかろうかと。
何が何でも予算と取る、昨対数字は絶対に割らない、厳しい競争に絶対に負けないというような社風のところ。
- 言っていることとやっていることがリンクしない時代ではもはやない
もう追いつけ追い越せの時代ではないし、とうの昔に高度成長なんて終わっています。
にもかかわらず、相変わらず理不尽なプレッシャーを強要して何が何でも業績を上げることを至上命題にするモーレツな人がいます。
表裏が有り過ぎるとそれがバレちゃうのが現代ですよね。
伝わっちゃう世の中なんですよね。
よく電話営業が相変わらずかかってきます。
必死なのはわかりますよ、相当プレッシャーかけられているのがわかりますし、その電話越しに怒鳴り散らしている声が聞こえてくるのには同情します。
それしか知らない世代が未だに牛耳っているところの社員がちょっと可哀想かなと。
生活する環境も文化も、経済の仕組みそのものがもう全然違うのですから、みんな辞めちゃうでしょ。
世の中どこでも人手不足って聞きます。
でも人はいると思うんですよね。
マッチングが上手くいってないって言葉も聞きます。
マッチング以前の問題ではないかと。
若いうちは修業は必要ですよ
プロになる為には修業は必要です。
それがどんな道であろうが、時間をかけなければ到達出来ないはずです。
この前もニュースでやっていた3ヵ月ですし職人になれるとかどうとか。
正直無理でしょって思う。
わびさびじゃないけど、もてなす素養や所作、経験から裏打ちされたスキルは簡単には身に付かないはずです。
営業などもそうですよね。
でもね、心に傷をつけるような言葉を浴びせて一人前になる時代じゃないんですよね。
ウィズダムやインテリジェンス(教養と知識のことをスカして表現したくなりました)をそんな風にして身に付くことはないよね。
若い人もそれを理解しているだろうし、ある意味根性はあると思うんですよね。
その導き出し方が昔と違うだけ。
若い人も、ヘラヘラしてても道は開けないから、修行は必要です。
だからこそ好きなコトを見つけるのがいい。
一晩中ゲームに熱中出来るバイタリティがあるなら、その集中力をもって仕事に取り入れてみる。
ゲーム感覚で出来ないことをクリアしていく快感を覚えていく。
上席は、全滅したときの教会の神父さまのごとく復活させてあげればいいんじゃないかと。
何度でもチャレンジさせて最終的にクリア出来ればいいじゃないのかな。
一発勝負でダメなら攻撃するようなことをしていても、経験値は溜まりませんよね。
戦略や戦術を駆使した戦闘じゃなくて、お互いが歩み寄って理解していくのが今の時代のあり方だと思います。
ボクはこうして独立した立場だからそんな風に世の中が見えるのです。
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