ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
装いとは?
この言葉ってなかなか曖昧な表現です。
頭の中ではなんとなく概念のような何かは理解しているのだけれど、いざ言葉にしようとするとうまく説明出来ないのではないでしょうか?
おそらく誰もがそうだと思います。
これをボクが提唱している営業支援スーツの定義で表現してみるとこうなります
・装いとは、相手からどう思われるか?
・装いとは、相手が自動的に判断するもの。
となります。
つまり他動詞的な意味になります。
相手の価値判断基準に左右されるということになります。
そこには自分の趣味嗜好であるファッション、オシャレであるという感覚、感性とはちょっと違うところにあります。
もちろんそれ(装いとファッション)がリンクする人、場合もありますが、似て異なる表現となります。
- 装いとは相手が判断する、ということは?
相手の感覚によって変化するということでもあります。
場所、立場、年齢やその人の職場、環境、習慣によっても変わります。
その上で、自分という個人をこの装いという表現で良い判断、判定に導いていくということですね。
自分らしい、また会社の看板であることを表現していくということでもありますね。
ちょっと難しく書きましたが、要は自分がどう思われたいか?
装いに求める部分はココではないでしょうか?
- この装いは常に変化しています
相手がいるからこそ、この装いが成立するわけですが、相手も人間である以上常に変化していきます。
時代に合せて環境が変化するように、相手の感覚は常に変化していきます。
ライフスタイルや職場環境、何気ない生活そのものが常に変わっていきます。
特に視覚から入ってくる情報は増え続けるばかりです。
TV、PC、スマホ、映画、ライブ情報などの影響を誰もが知らず知らずのうちに受けているはずです。
そこから新たな文化生まれていくのですからね。
それはもちろん装いにおいても同じことが起きているのです。
例えば、物凄く簡単に言えば、バブル時期の装いが現代に通用しないでしょう?ってことです。
紫色のベネシャン素材のダブルのたっぷりしたソフトスーツを着て街を歩くことすら出来ないでしょうし、ましてそれで大事な商談に、プレゼンに臨むなんてことは誰もが思わないでしょう。
- 自分が相手を判断しているように、相手もまた同じように判断している
ココがとても大事なのです。
相手の感性が変化しているのであれば、それに合わせて装いもアップデートしていく必要があります。
時代がますます加速して流れている現代では、相手の感性も同じように流れて変化しています。
自分も意識せずとも変化しているのと同じなのです。
時代は常にアップデートの繰り返しです。
それは装いも同じなのです。
- 本質はブレてはいけません
本質とは、あるべき本当の姿です。
自分らしさ、ビジネスにおいては強み、長所、セールスポイントです。
それをブランディングといいます。
自分自身のブランディングをブレてしまってはいけません。
常にブレない軸ををベースに装いをアップデートしていく。
スマートフォンのアプリケーションと同じです。
ベースは変化させずともより良く扱いやすいように、時代に合わせて常にアップデート繰り返していますよね。
- まとめ
装いとは時代に合わせて常にアップデートしていくものです。
過去にとらわれずに、その変化を楽しみましょう。
もちろんその為には、ブレない自分の軸を作ることは言うまでもありません。
これらの流れに逆らわず、流されず、上手く波に乗った時に気付くはずです。
見えている世界が明らかに変わっていることを。
そして、これらは決して難しいことではないんです。
誰でもすぐに実行に移せるのです。
さあ、装いをアップデートしましょう!
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