ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
夏に快適な仕立てはどんなのがいいのか?
今日はジャケパン用のジャケットのオススメのお仕立てのお話。
夏にジャケットを着るということは、ジャケットが大事という認識があるからだと思います。
装いとして必要だってことですね。
人間の心理として、上着を着ている人と、そうでない人と並んだ場合の信頼感、好感度は違うと言われていますね。
状況によりますけどね。
では、夏を意識したジャケットはどんな仕立てがいいのか?ってことになります。
素材のオススメは何度か書いてますね。
この夏向けの素材で作るなら、オススメの仕立て方法があります。
一枚仕立てが快適です
表裏逆さまにしてみるとこんな感じです。
裏地を取り払ってしまいます。
中に入れる芯地も取り除いて、熱がこもり難くしているんです。
これかなり快適です。
軽いです。
ノンストレスです。
いい感じに幸せを感じることが出来ます。
画像では「大身返し」といって、内ポケットを作ってあります。
スマホ、名刺入れまでなら入れてもいいですよ。
もし何も入れなくていいのなら「細身返し」というさらなる軽量化にすることも出来るんですね。
注意事項として
上下揃いのスーツ向けではないですかね。
作れますけど、相性としてはスーツスタイル向けではないです。
それと、
バッグをショルダーストラップで肩掛けはNGです。
いかなる理由があろうとも、肩掛けはすべてNGなんですけど、この軽い仕立て方法で肩掛けをしちゃうと特にヨレやすいので厳禁です。
もったいないでしょう?
せっかく作ったのにすぐにヨレヨレになっちゃったら。
しかし、この軽さと快適さはそれらを補って余りあるほど優秀です。
今年はジャケパンの当たり年でもあります。
始めるなら今ですよ!
参考にしてくださいね。
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