ターナー(土方)です。
寒くなってきました。
オーダーコートの出番ですよ!
本格的に冬に向けて準備をする時期になってきました。
冬と言えば、コートですね。
と言うわけで、少しコートの生地をご紹介していきます。
今回はダブルフェイスという生地のご紹介。
これは表と裏を別々に織り上げるという、極めて手間暇かけた素材なのです。
下の画像を見てもらえばおわかりいただけるかと思いますが、まったく違う表情を見せていますね。
この二つの生地は、コートの為の生地です。
十分な重さ、つまり保温性を持たせた素晴らしくお仕立て映えのする生地ですね。
英国ハダスフィールドで織られた、Savile Clifford
イタリアビエラで織られた、CANONICO
織機の違いからくるコンセプトの違いがあって、それがお国柄を表しています。
同じダブルフェイスと言う生地でありながら、風合い、色合いが違うのが面白いです。
ここ数年、冬物でありながら、裏地をつけない一枚仕立てのコートを業界は仕掛けてますね。
それはこういう不思議な生地があるからこそなんですね。
さて、あなたは英国のカッチリ派?
それとも柔らかなイタリア派?
ちなみに裏の柄を見せるように作成するときは、裏地をつけません。
付けたら見えないでしょ。
ですから、柔らかい仕立てになりますね。
カチっとするより、少しアンニュイな感じとでも言いましょうか。
ビチビチにするより少しユトリ感があったほうが、シャレ感が出るでしょう。
それと、セーターの上から直に着ようとすると、裏地がないからスベリが悪くて毛玉になりやすいから気を付けてくださいね!
ちょっぴりセレブな大人の余裕をコートで魅せつけてやりましょ!
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「私の役割は、オーダースーツによって自信をつけていただき、成績をあげていただくこと」 をミッションに掲げ2014年11月創業する。
独自の採寸には定評があり、また圧倒的な提案力でその人の魅力を最大限に引き出すことに全力で取り組んでいる。
土方が生み出すスーツは、スペックやブランド至上主義のオーダー業界とは一線を引く、「体験」を売る独自の手法をとる。
オーダーをすることの工程そのものを楽しむことから始まり、完成してからも楽しめるのが特徴。
ココアッソは手間のかかるオーダー屋です。そのかわりに、あなたの気分がよくなる、あなたの成績がよくなる、あなたの評価がよくなる、そんな一着を仕立てる。を口癖にしている。
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