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かなりビンテージに近いスキャバルを手に入れました

ターナー(土方)です。

ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。

ボクは基本は在庫を持たずに都度都度生地を買い付ける方法を取っています。

理由は単純で、在庫を持つと在庫を売ることが目的になってしまうから。

それだと、本当に必要なスーツを仕立てることが出来ないからです。

そんなことはしたくはないので、バンチコレクションから選ぶ方法をとっているわけです。

そんなボクでも、現物を買い付ける時もあります。

 

  • ほぼビンテージに近いスキャバルの生地を入手してきました

この時期は春夏向けコレクションの現物生地の在庫の初売りというのを生地屋さんが行うのです。

先日、いつもお世話になっているスキャバルさんにお邪魔してみました。

お客さまから、リクエスト頂いている春夏コレクションでしっくりくるものがあるかどうかを見に行ってきたわけですが、結局買い付けたのは・・・

ボクが欲しくなった生地だけでした(苦笑)

 

  • 生地の状態で保管されていると新しい古いの概念がない

キチンと正しくストックされているので、今年モノ、昨年モノという概念が無いのです。

これ面白いもので、製品として出来上がっていると、非常に賞味期限が短いのです。

オーダーメイドではないですが、既製品として店頭に並ぶと、その瞬間から鮮度が落ちていきます。

今の時代は物凄くその賞味期限が短い。

シーズンのはじめ、もっても数カ月ってところでしょう。

何としても売り切らねばならない宿命がありますからね。

だって去年モノですって堂々と定価で販売してたら見向きもしないでしょう?

 

  • 生地の状態では鮮度が落ちない

生地屋さんで大事に保管されている生地は鮮度が落ちません。

製品になる前のこの状態では新品ですからね。

面白いでしょう?

 

  • そんな生地にも長年眠りについている生地があります

理由はわかりませんが、長年倉庫に仕舞われていたり、販売されずに残っている生地があります。

その年代物の生地をよくビンテージ生地なんて言いますね。

今回買い付けたのはそのビンテージ一歩手前位の年代の生地です。

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既に廃盤になっているコレクションなんですよ!コレ

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スキャバルには通常このような本物ですって表す目印が付くのですが、現行のものとは違います。

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ちなみに現行のモノはこの目印が付きます。

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ウール55%、シルク45%というかなり着る人を選ぶ配合率です。

これはウールシルクでしかもシルクが約半分という極端な生地ですから、ビジネス向きじゃありません。

かなりテロテロです。

その代わりに、シルク混ならではのしっとり感、ツヤ感などがありますね。

かなりヤバイシロモノです。

 

お客さまのリクエストを品定めに行ってきたのに、自分の為の生地を買い付けてしまいました。

思わず衝動買いです。

さてさて、どんな仕上がりになるでしょうか?

今から楽しみです!

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「私の役割は、オーダースーツによって自信をつけていただき、成績をあげていただくこと」 をミッションに掲げ2014年11月創業する。 独自の採寸には定評があり、また圧倒的な提案力でその人の魅力を最大限に引き出すことに全力で取り組んでいる。 土方が生み出すスーツは、スペックやブランド至上主義のオーダー業界とは一線を引く、「体験」を売る独自の手法をとる。 オーダーをすることの工程そのものを楽しむことから始まり、完成してからも楽しめるのが特徴。 ココアッソは手間のかかるオーダー屋です。そのかわりに、あなたの気分がよくなる、あなたの成績がよくなる、あなたの評価がよくなる、そんな一着を仕立てる。を口癖にしている。

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